SPiCYSOLがメジャーを選んだ理由「数万人規模のステージに立てるバンドになりたい」

SPiCYSOL(photo by yuki ohashi)



ー振り返ると2014年にロッキング・オン主催のバンドオーディション『RO69JACK 2014』で入賞したのが、世間から評価された第一歩ですよね。

KENNY:うん。あれはUK.PROJECTに入る前でしたね。

―あの時点で集客力はどうでした?

AKUN:いや、全然ですよ。東京だとお客さんを100人呼べるかどうかでしたね。

KENNY:規模は小さかったですけど、とにかく地道にやっていくしかないと思ってました。あとは作っている作品に対しての自信はあったので、何かしらのコンテストで箔をつければ広がっていくのかなと思って、それで出たのが『RO69JACK 2014』だった。で、その後にUK.PROJECTに入ることになりまして。

―当時のUK.PROJECTって「下北系のバンドを抱えている事務所」のイメージが強かったじゃないですか。

KENNY:うんうん。

―SPiCYSOLはUK.PROJECTっぽくないのに、どうして所属することになったのかなって。

KENNY:ありがたいことに何社かお声をいただいていた中で、一番熱心だったのがUK.PROJECTのスタッフさんでした。その頃はKAZUMAもPETEもサポートだったから、俺とAKUNで大人のレコード会社の人たちとやりとりしていたんです。どこぞの大きい会社は「じゃあ上に話してみます」と言うものの「その上のものがロスに行ってて……」とか言うんですけど、そんなの知らねえよ! と。そういう曖昧な返答の会社が多かった中、UK.PROJECTの方はちゃんと俺らと向き合ってくれて即決で判断してくれた。そういう意味で、俺らの精神は下北だったのかもしれないですね。で、そのスタッフさんと下北の「よい天」という居酒屋で朝方くらいまで飲んで、くだらない話もしたんですけど、人間性的に素敵だなと思って。だから人で選ぶのが間違いないよね、とAKUNと話し合って決めましたね。

AKUN:懐かしいな。年齢的にも立場的にも人生の先輩なのに俺らと同い年? って思わせてくれるくらいの距離感で飲ませてもらった。しかも最後に行ったお店では、たまたまUK.PROJECTの社長がいて一緒に飲ませてもらったんですよ。

Rolling Stone Japan 編集部

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