米ディズニー、テーマパーク従業員のドレスコードをジェンダーニュートラルに改訂

Photo Credit(Anthony Wallace/AFP/Getty Images)

米ディズニーが、米現地時間2021年4月13日に関連テーマパークの従業員のドレスコードに関する制限を緩和することを発表した。

ディズニーのテーマパーク部門のジョシュ・ダマロ会長は、ディズニーが「ヘアスタイル、装飾品、ネイル、コスチュームの選択や、目に見える場所へのタトゥーのような個人の表現に関してより柔軟な対応を許可する」ことを発表。

ディズニーのテーマパーク従業員たちは、1950年代にカリフォルニア州アナハイムに最初のディズニーランドが開業して以降、非常に厳しいドレスコードを課されてきた。これまでも、2020年にはリーダーズ・ダイジェスト誌により爪の長さやピアスといった、伝統的なジェンダー役割を示すような一部の規定が明かされ、それらは既に改定されていた。また、オーランド・センチネル誌もこれまで幾度かこうしたルールの緩和について発表しており、例えば、1994年には女性の従業員たちがアイシャドウとアイライナーの使用を許可され、2010年には袖のないトップスとサブリナパンツ(女性用の細身の八分丈程度のズボン)、つま先がオープンになったスリングバックシューズの着用、2012年には男性に短い髭を生やすことを認めている。

Translated by Kazuhiro Ouchi

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