黒人ドライバーを射殺した警官が殺人罪で起訴 判断ミスか意図的な武力行使か

4月11日(日)にポッターが放った弾丸は20歳のライト氏を死に至らしめた。ライト氏は、自動車のバックミラーに何かを吊るしたまま運転していたことを理由に(ミネソタ州では違法)停止させられ、その場で登録タグの期限切れも発覚した。警察官たちは、ライト氏に軽犯罪の疑いで逮捕状が出ていることに気づくと、その場で彼を拘束しようと試みた。ボディカムに残された映像からは、警察官たちが手錠をかけようとしたところ、ライト氏が突然自分の車に戻ろうとした様子が確認できる。その後もみ合いとなり、ポッターは「テーザー!」と繰り返し叫びながら実銃を取り出しライト氏に向け発砲したようだ。

4月12日(月)に行われた記者会見において、ブルックリンセンター警察署長のティム・ギャノン氏は「26年間の勤続で、他の警察官たちにテーザー銃の使い方や雑踏警備について教える立場であったポッターを信じている」と発言した。彼女は、テーザー銃と勘違いして実銃の発砲に至ったのではないかということだった。

Translated by Kazuhiro Ouchi

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