佐藤健が語る、『るろうに剣心 最終章』とステイホーム:「役者人生で一番の作品」

──(笑)。最近、特に面白かったコンテンツはなんですか?

佐藤:やっぱり、韓国ドラマは面白いですね。以前観た『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』が特に好きですけど、最近だと『梨泰院クラス』は面白かったですね。あと、『サイコだけど大丈夫』は、そんなにすごい展開があるわけでもないんだけど、映像の美しさとキャラクターの魅力でずっと観れちゃう作品でしたね。

──日本の俳優である佐藤さんから観て、韓国ドラマの魅力はどんなところにありますか?

佐藤:全てのレベルが高いと思います。キャストもスタッフも全員が気合を入れて作っていないと、あのクオリティは保てないのではないかと。

──ちなみに、佐藤さんは普段はどんな音楽を聴いているのですか?

佐藤:僕は、10代のときにONE OK ROCKと出会って、もう日本の音楽シーンのことは彼らに任せようと思っているんですよね。やっぱり、他を見渡しても類を見ないバンドじゃないかなと。別に僕は「ロック」というジャンルが好きなわけではないのだと思います。とにかく「ONE OK ROCKの音楽が好き」という感じなんですよね。



──音楽だけでなく、生き様も含めてというか。

佐藤:まさにそうですね。

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──自分をリセットするため、演じている自分から本来の自分へ戻るためにやっていることってありますか?

佐藤:全くないです。役とプライベートの境目を分けて考えていないんですよね。プライベートとか仕事とか、そういう風にモードを分けていなくて。だからずっと仲のいい友人からは、そのときに関わっている作品によって、空気感が違うねとか、言われたりしますけど、それは自分では気にしていないし、気付いていないんですよね。

──最後に、最終章をより楽しむために、過去3部作のここ観ておいてほしいなどオススメポイントを教えてください。

佐藤:『るろうに剣心』は難しい物語ではないので、剣心はこんな人で、剣心の仲間たちや過去に戦ってきたのはこんな人たちなんだって、それを分かっていただければ充分。過去作を軽くおさらいしてから、最終章を観に来てください。


佐藤健
1989年3月21日生まれ、埼玉県出身。前作の『るろうに剣心』(12)、続編の2部作『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』(14)で幅広い層から不動の人気を獲得。『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(17)で、第41回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞。主な出演作に、『何者』(16)、『亜人』(17)、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』『億男』(18)、『ひとよ』(19)『恋はつづくよどこまでも』(20)などがある。『護られなかった者たちへ』が2021年秋に公開予定。『First Love 初恋』がNetflixで2022年配信予定。



るろうに剣心 最終章
The Final 4月23日(金)
The Beginning 6月4日(金) 二部作連続ロードショー
https://wwws.warnerbros.co.jp/rurouni-kenshin2020/

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