RINGO TONE、4年ぶりのアルバムで示した曲に寄り添うアプローチ

RINGO TONE


ー曲の展開の話は出ましたが、アルバム全体で言うと「Easter」の次に「暖炉」というギャップも大きな展開ですよね。タイトル通り、暖炉で暖まっている男女を想像できるようなやさしい曲だなと思ったんですけど、散々愛を説いたのに最後は"許してほしい"で曲が終わっているのも面白いです。

剛史:曲のテーマは、彼女と喧嘩して仲直りしたいんだけどどう言えばいいんだろうと思っている場面で。壮大な楽しい想像をすることで現実の喧嘩中の状況から逃げているので、最後は許してほしいって歌っているんです。そういうシュールな流れを作りたいなって思っていて。サビ終わりの"君の中に薪をくべるんだ"って歌詞がバシッとハマったし、彼女のご機嫌取りをしている様子を、彼女の中に薪をくべている俺みたいな比喩が浮かんできて面白いなと思ったんです。

ーこういう音数の少なくてムードのある曲って、ライブで世界観を表現するのも難しいですよね。

剛史:この曲を2回ほどライブで披露したんですけど、アダルティな雰囲気で、音数が少ない中、リズムはしっかりしなきゃいけない曲は初めてやってみたので難しいですね。ギターもショートディレイとビブラートを弱めにかけて、浮遊感も出してみたんです。

真史:こういうアダルティな雰囲気に合う音色ってプレシジョンベースのボコッとした音なのかなと思って、レコーディングの前に買ったんです。「暖炉」は出したい音と雰囲気が出せた感じがして、とても気に入っていますね。ベースはあまり主張していないんですけど、ドラムとキメの掛け合い、ラスサビ前に強めの歪みを踏むとか、僕としてはベースラインで1番気に入っている曲です。

樋口:この曲はシンプルだけど凝っている感じを出して。ゆっくりなテンポにゆっくりなメロディを乗せているので、メロディのリズムに合わせるドラムを心がけました。単にワルツのリズムではなくて、アクセントをボーカルのラインに沿ってつけていったりというのも、見せられたんじゃないかなと思います。

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