RINGO TONE、4年ぶりのアルバムで示した曲に寄り添うアプローチ

ー次の「なんでかなあ」は前の2曲が曲の展開があった分、すごく分かりやすい曲に感じました。

剛史:ロックオペラ、ムーディーな曲が来てから、急にこういうポップなの来たらおもしろいかなと思って、この順番にしました。この曲は自分たちが昔からやっている作りやすい曲なんですけど、一捻り入れたいなと思っていて。それで海外のザ・マジック・ギャングっていうバンドの「How Can I Compete」って曲に、ギターとベースを同じリズムでハモるフレーズがあったのでやってみたくて、イントロからユニゾンみたいな感じで作ってみました。ユニゾンのフレーズで、Aメロの軽さが上手く出せたかなと思います。サビは僕が1番作りやすいキャッチーなメロディーになったので、樋口はこの曲が1番お気に入りらしいです(笑)。

樋口:剛史が携帯で録った弾き語りのメモを聴いて、次の練習スタジオで1回通して合わせてみたら、2回目ぐらいでほとんど曲ができちゃった。それくらいすんなり完成して。皆の手癖や雰囲気がガッチリ合った曲で作りやすいし、展開も次こう来るよねっていうのが言わずとも分かったような曲でした。示し合わさなくても最後までいけて、テンションが上がった覚えがありますね。


RINGO TONEのライブの様子

真史:僕は逆に、最初のAメロのユニゾンはこういう風に弾いてほしいって剛史に言われて作ったので、あまり手癖という感じではないんです。作ったときはほぼルート弾きでドラムのキメに合わせたり、ちょっと高い位置でフレーズを弾いたりするぐらいだったので、かなりシンプルに弾いた曲です。

Tag:

RECOMMENDEDおすすめの記事


RELATED関連する記事

MOST VIEWED人気の記事

Current ISSUE