ファンクやソウルのリズムを取り入れたビートに、等身大で耳に引っかかる歌詞を載せて歌う4人組ロックバンド、トリプルファイヤーの音楽ブレインであるギタリスト・鳥居真道による連載「モヤモヤリズム考 − パンツの中の蟻を探して」。第24回は、アレサ・フランクリンが歌ったゴフィン/キングの名曲「(You Make Me Feel Like)A Natural Woman」を題材に楽器とボーカルを切り分けずリズムを補助線に考察する。関連記事:
大滝詠一『NIAGARA MOON』のニューオーリンズ解釈 鳥居直道が徹底考察飲酒の調子はいかがですか! 私はといえば、これまで飲酒といえばもっぱらビールだったのですが、この一年でワインを飲むようになりました。むろん高級なワインではなくアルパカやコノスルといった比較的安価なワインを毎晩飲んで楽しく過ごしています。
ワインを飲む習慣ができてから、ぶどうの品種による味の違いを意識するようになりました。アルパカもコノスルも、赤白ともに様々な品種を扱っています。コノスルの赤でいえば、ピノ・ノワール、メルロー、カルメネール、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー、マルベックがあります。一方、白にはシャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、ヴィオニエ、リースリング、ゲヴュルツトラミネールがあります。何本か買ってきて飲み比べたこともありますが、正直に言ってそれらの差異を明確に判別することはできませんでした。それでも、こっちは酸味が強くてこっちは濃厚だとか、こっちはフルーティーでこっちはスモーキーだとかいったことはなんとなくわかりました。