JUNG KOOKが語るBTS「Dynamite」制作背景、ARMYへの想い、アリアナからの学び

米ローリングストーン誌より、BTSのJUNG KOOK(2021年4月6日、韓国・ソウルにて撮影) Photograph by Hong Jang Hyun for Rolling Stone. Fashion direction by Alex Badia. Coat, top, and pants by Fendi.

「練習生時代は、他のみんなが寝るまで待っていました。夜中にひとりでシャワーを浴びたかったからです」とJUNG KOOKは語る。

「ずっと昔からお互いのことを知っています」と、BTSのJ-HOPEは最年少メンバーで23歳のJUNG KOOKに先日このように話していた。「でも、君の少しも変わらないところが好きです」。他のメンバーの誰よりも、JUNG KOOKはBTSというグループとともに大人になった。2013年のデビュー当時は若干15歳で、高校を卒業する頃にはすっかり有名人になっていた。彼の卒業式には、6人のメンバーが駆けつけた。抜群の歌唱力とダンスのスキルを誇るJUNG KOOKは、常に生まれながらのポップスター的存在であり、早くも2011年から複数の芸能事務所が彼に目をつけていた。デビュー以降も「Dynamite」を含むBTS屈指のヒット曲で重要な役割を果たし、求められる以上の成果を出してきた。シンプルな白いスウェットに白いマスクと黒のバケットハットというコーディネートで韓国のソウルにある所属レーベルの本社から米ローリングストーン誌の取材に応じたJUNG KOOKが「Dynamite」制作の裏側、歌手としての進化、大好きなアリアナ・グランデなどについて語ってくれた。

※先月、米ローリングストーン誌がBTSが本誌の表紙を飾ったことを記念して、各メンバーをフィーチャーしたデジタルカバーストーリーを数日にわたって掲載した。日本版も「Rolling Stone Japan vol.15」発売日の6月25日へのカウントダウン企画として、完全翻訳記事を毎日掲載していく。

>>【動画を見る】BTSのJUNG KOOK表紙メイキング映像


ー先日配信された特別番組『Let’s BTS』を見ました。ARMYのみなさんがメンバーと一緒に画面越しに「Life Goes On」を歌っている動画を見て、あなたが驚く姿にとても心を動かされました。感動しているようにも見えましたね。ファンに会えない寂しさを改めて感じていたのでしょうか?

ステージに立つことが大好きで、ファンの声を聞くのが本当に楽しみなんです。ですから、昨年の3月にツアーがキャンセルされると、少なからずショックを受け、その事実をなかなか受け止められませんでした。オーディエンスとARMYの声援は、僕たちにとってかけがえのないものです。テレビ番組やプロモーション活動中は心臓がドキドキして、もっとやりたいという気持ちになるんです。おっしゃる通り、『Let’s BTS』の「Life Goes On」のパフォーマンス中にインターネットを通じてARMYのみんなが一緒に歌ってくれる声を聞いて、オーディエンスの本物の声援を思い出しました。みんなの声援がますます恋しくなったんです。

ーBTSとともに成長することは、あなたにどのような影響を与えましたか?

は、まだ大人になる前に練習生として入所しました。そんなに訪れた最大の幸運は、優しくて素晴らしい、最高の6人のメンバーに出会えたことだと思います。たくさんの人に愛される、本当に良い人間に育ったと思っています。ポジティブなものであれ、ネガティブなものであれ、にたくさんのフィードバックをくれた年長メンバーのみんなに心からお礼を言いたいです。彼らに出会えたことに感謝ですね。

Translated by Shoko Natori

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