BananaLemonが新曲で示す、日本の女性に伝えたい強さ

ー皆さんの武器でもある歌、ダンスを始めたきっかけを教えてください。

Mizuki:私は、小さい頃からテレビを観てモーニング娘。さんとかの真似をして踊っているのが好きだったんです。それをお母さんが見て、一緒にダンススクールに通おうって誘ってくれて。お母さんの影響が大きいです。小学校の卒業文集にも歌って踊りたいって書いてあったりして、昔から夢は変わってなかったですね。当時はブリトニー・スピアーズなどを聴いていました。

Saarah:私もお母さんがきっかけでダンスを3歳から始めました。私は福岡出身なんですけど、お父さんがジャズピアニストで、子どもの時から私も中洲のジャズバーで歌ってたりしたんです。夜中のステージなので眠いし、小さい時は嫌だったんですけど、歌うことは好きだったと思います。父は音楽に対して厳しくて、私も仕方なく歌っていたけど、今となっては感謝ですね。自分がある程度固まってきてからは、歌については放置されています(笑)。小さい頃から常に音楽も流れていたし、ミュージシャンの方とご飯に行くのも普通だったので。音楽が大好きな人たちに囲まれた環境で育ってきました。


Saarah

ーNadiaさんはいかがですか?

Nadia:自分でも分からないんですよね。私はフィリピン出身なんですけど、胎教としてホイットニー・ヒューストンとか、セリーヌ・ディオンをひたすら流していたらしく、そのせいか私も3、4歳ぐらいの時からセリーヌ・ディオンの「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」を歌えていたし、歌の道のために歩んでいくことは幼稚園の頃から決めていたんです。小学校も中学校も将来歌手になるためにどんな勉強をしたらいいか考えたり、高校も歌の勉強ができる時間をちゃんと作ることを意識していました。

ーDJもされていたんですよね。

Nadia:初めて入った事務所で、歌手志望なのに「DJになれ」って言われて(笑)。単に歌い手になっても引っかかりがないし、歌ってDJすることで他のDJとも差がつくから、歌手としても話題になるかなと思って。でも、DJブースはステージの後ろにあるので前に立てないし、スクラッチしながら歌うのも大変なんですよ。ちゃんとステージに立ちたいなと思ってやめた時に、タイミングよくBananaLemonのオーディションがあって受けたんです。私はBananaLemon歴=ダンス歴っていうくらいにダンスは未経験だったんですけど、まあノれるかなと思っていたら、ガチなダンスをしているリハを観て「あ、間違えた……」と思って(笑)。でも、今はひたすら楽しんで練習してますね。

ーLetyさんはいかがですか?

Lety:家ではブラジルのバイリーファンキーを流してお母さんと友だちが踊っていたりと、常に音楽が流れている環境ではあって。小学校3年生の時に、女の子たちが週末にやってるダンスクラブの発表会を学校のお昼休みにやっているのを観て、私もその時にダンスを始めたんです。小学校5、6年生ぐらいの時にはK-POP、特に2NE1に影響を受けて、ダンス&ボーカルのグループを目指すようになりました。韓国のグループオーディションも受けたりしたんですけど最後までは残れず、17歳の時に日本の事務所からスカウトしていただいて。日本でアーティスト活動する考えはなかったんですけど、日本から世界に羽ばたいたガールズグループはまだいないから、挑戦しようと思ったんです。

ーK-POPがLetyさんに与えた影響は大きかったんですか?

Lety:見たことのないものを見たという感じでしたね。特に2NE1は王道のかわいいじゃなく、一人一人が個性的で。ソロでステージに立っていても負けない感じが衝撃的でした。

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