35位 シェリル・クロウ「If It Makes You Happy」(1996年)

シェリル、「パンのカビを削ぎ落として」という歌詞にみんな釘付けになったよ。典型的な90年代のハイになったロックンロール的な生き方だ。



34位 アン・ヴォーグ「Don’t Let Go (Love)」(1996年)

ファンキーなディーヴァによるメイクラヴ、ハートブレイク、ソウル・シェイクをテーマにしたセクシーなスロー・ジャム。クライマックスでは“あなたのドレスを着てあなたになりすまして、コントロールを失ってみたい!”と歌う。



33位 ヘリウム「XXX」(1994年)

ギターヒーローのメアリー・ティモニー(後にワイルド・フラッグやエクス・ヘックスに在籍)が、甘く切ないバラードをささやく。街角で彼女をイラつかせ、あなたは命をかけて償うこととなる。なぜなら彼女のギターがあなたを殺すから。ティモニーの弾くギターは正にそんな感じだ。そして彼女は真面目くさって言い放つ。“私のハートは乗り捨てられるタクシー。あなたの愛は一時の気まぐれ。所詮あなたはドラッグよ”



32位 フォクシー・ブラウン feat. ジェイ・Z「I’ll Be」(1996年)

フォクシー:“もう我慢できない。卑猥な感じ” ジェイ・Z:“俺の前でそのセクシーなケツを振るな” この時のジェイ・Zはアルバム『Reasonable Doubt』でデビューしたばかりだったが、このティーンエイジの弟子とのヒット曲は、彼の技量を披露するひとつの場に過ぎなかった。その後何十年間も彼がトップに君臨しようとは、誰が想像できただろうか?



31位 アンダーワールド「Born Slippy (Nuxx)」(1996年)

感覚に訴えるテクノ爆弾。映画『トレインスポッティング』の中で繰り返し流れた「ラガー、ラガー、ラガー、ラガー」のフレーズで、爆発的な人気を得た。とはいえサウンドから推測するに、この曲を作るにあたりラガービールは使われていないようだ。


Translated by Smokva Tokyo

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