今市隆二が語る、混沌から生まれたR&Bの可能性、託されたEXILEのDNA

今市隆二(Photo by ティム・ギャロ、Styling by 渡辺康裕)



託されたEXILEのDNA

ーボーナストラックで「I’m just a man」と「THROWBACK pt.2」の2曲が入ってて、「THROWBACK pt.2」でEXILEの過去の曲をサンプリングして使っているのが、EXILEの魂を継承するっていう点で、EXILE愛が強い今市さんにとってもうれしいというか、意味のある曲になってるのかなと思うんですけど。

今市:そうですね。EXILE20周年を盛り上げるという意味で、リスペクトを込めているんですけど、EXILEのデビュー曲である「Your eyes only ~曖昧なぼくの輪郭~」をサンプリングさせてもらって自分が歌えることがすごいことだなって思いましたね。そこにはリスペクトの気持ちを本当に強く持って、EXILEメンバー全員に確認をとらせてもらって、ATSUSHIさんとも連絡取ったり、HIROさんともしっかり話して、やらせてもらいました。作曲のstyさんもEXILEに対して思いが強くて。styさんが作家デビューした曲がEXILEの「最後の告白~STAYPart2~」っていう曲なので、EXILEに対してすごく思い入れがあるんですよね。



ーLDHの背景にはブラックカルチャーやストリートカルチャーがあるわけで、サンプリングの文化は大事な要素ですよね。

今市:そうですね。確かにEXILEはずっと初期から、リミックス的なことをけっこうやってましたからね。

ーRolling Stone Japanではじめて今市さんにインタビューした際、サンプリングをメインにした90年代のヒップホップのサウンドに惹かれていて、それを現代的に表現できないかってことを考えてるって話をしてくれて。そのときはNe-Yoの曲とかを引き合いに出しながら話してくれたんですけど、こういった形で今市さんが過去のEXILEの素晴らしい曲たちをサンプリングしたりリミックスしたりするのは、すごく素敵なことですよね。

今市:海外の人たちのサンプリング文化って、同じ国の人たちの名曲などから引用するじゃないですか。でも日本人同士でサンプリングってあまりないなって思っていて。日本の楽曲をサンプリングしたいなってことは、実はけっこう前から思っていたんです。それがこういう形でできたことは、すごく自分にとっては大きなことだと思いますね。

ー『CHAOS CITY』は長いスパンで考えているっておっしゃっていましたけど、ライブがどうなるのか楽しみです。

今市:従来やってきたライブの形ではとれないようなコンセプチュアルな世界なので、そこはかなり力を入れて挑もうかなと思っています。

ー『CHAOS CITY』っていうコンセプトで、いろんなことができそうですね。

今市:そうですね。今までやってこなかった角度から、いろいろ仕掛けられたらいいなと思ってます!


Photo by ティム・ギャロ

<INFORMATION>


『CHAOS CITY』
今市隆二
発売中

※Online SHOP リンク一覧
https://jsb.lnk.to/0721_CHAOS-CITY-CD

※配信リンクURL
https://RYUJIIMAICHI.lnk.to/HighwayToTheMoon

三代目  J SOUL BROTHERS のボーカリスト今市隆二、約1年半振りとなるソロ3作目のオリジナル・アルバム『CHAOS CITY』をリリース。80’sをテーマに制作された全曲新曲の渾身作で、空山基・作のセクシーロボットをアイコンにした仮想都市「CHAOS CITY」を舞台に、楽曲の物語を展開。

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