グッチ一族の30年間を描いた映画『House of Gucci』予告編が公開

1995年に殺害されたマウリツィオ・グッチを演じるのはアダム・ドライバー

イタリアのグッチ一族の30年間を描いた映画『House of Gucci』(原題)の予告編が公開された。レディー・ガガがグッチ帝国を支配する様が描かれる。

映画『House of Gucci』の予告編では、アダム・ドライバー演じるマウリツィオ・グッチと結婚するシックな装いのパトリツィア・レッジャーニの侮れない強者感をレディー・ガガが見事に演じている。この映画が(米国で)劇場公開されるのは11月24日だ。

2001年に出版されたサラ・ゲイ・フォーデン著『ハウス・オブ・グッチ』(※日本語版は2004年に講談社から、実川元子翻訳)を基にリドリー・スコットが監督したこの映画は、イタリアのハイエンド・ファッションと同意語である家名を持つ一族の30年間を描いたものだ。スタイリッシュな装いの裏側で、権力闘争、裏切り、スキャンダル、そして殺人が起きる。

新ビジュアルに映し出されるのは、ファッションハウスの長であるマウリツィオ・グッチとレッジャーニのロマンスと結婚式で、レッジャーニはグッチ帝国には新たな血が必要だと主張し、「そろそろゴミを捨てるとき」と言う。そして、彼女が思い描くグッチ帝国の新たな体制のゴミとなったのがマウリツィオ。他の女の元に走った元夫マウリツィオの殺害を企てて実行したとして、レッジャーニは有罪になる。

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新たな予告編で「私はそれほど倫理的な人間ではないと思うわ」と、ガガ版レッジャーニが冷たく言い放ち「でもフェアよ」と続ける。

同作品にはアル・パチーノ、ジェレミー・アイアンズ、サルマ・ハエック、ジャック・ヒューストン、ジャレッド・レトも出演。

Translated by Miki Nakayama

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