アトランタのアジア系スパで連続銃撃事件の犯人、4人の殺害容疑

AFP via Getty Images

ジョージア州出身の22歳ロバート・アーロン・ロング被告は米現地時間2021年3月16日、アトランタのアジア系スパで連続銃撃事件を起こし8人を射殺した罪で起訴され、7月27日、4人の殺害を認めた。

CNBCによると、ロング被告はチェロキー郡検事に対し有罪答弁を終えると、仮釈放を認めない終身刑4回と35年の禁錮を言い渡された。被告はチェロキー郡のスパで、ポール・アンドレ・ミシェルさん、シャオジエ・タンさん、ダオユー・フェンさん、デライナ・アシュリー・ヤン=ゴンザレスさんら4人を殺害した容疑を認めている。また、ロング被告は、別の殺人と加重暴行を含め合計23件の罪で起訴されている。

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アトランタの2軒のスパで4人を殺害した容疑について、ロング被告は大筋で罪状を認め、フルトン郡検察のファニ・ウィリスはヘイトクライムだったとして死刑の求刑を予定している。ウィリス検事は「ロング被告がチェロキー郡での取り調べを終え、現在できるだけ早くフルトン郡での事件の詳細について確認したいと考えている。フルトン郡でロング被告が起こした事件についても同様に極めて重要なものだ」と、語った。

Translated by Kazuhiro Ouchi

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