韓国生まれ東京育ちのkim taehoonが語る、現代のボーダーレスの在り方

ーそういう意味で「JAPAN AND KOREA」で示したスタンスは、今後も歌っていく?

もちろん、色んな形で示していければと思っています。いずれは韓国のアーティストと、どんな形であっても共作したいと思っています。それはすでに多くの方がやられていると思うんですけど、自分の中での日本と韓国の橋を1つ作りたい。今回の楽曲でスタンスを示して、実際に具体的な行動をもっともっと起こしていきたいです。特に今回アーティストとしてのスタンスを示すことによって興味を持ってくれる人も出てくれるだろうし、逆にこのスタンス合わないって人もいるだろうと思うんです。この人どういう人なの? といった時に今回の楽曲を聴いてもらえば、こういう人っていうのが分かると思うので。という意味で、いい方向に広がっていければいいなと思っています。

ー現在は仕事と音楽を両立している状態ですが、どれくらい先のことまでビジョンは考えてらっしゃいますか?

正直、先のことは全然考えていなくて。今を生きるのに必死なんですよね。例えば、武道館に立ちたいとか、大きな目標があることは素晴らしいことだと思うんですけど、今は今の自分の活動に全ての熱意を注いで生きている感じですね。もちろん先を見た時に、韓国に行ってライブをしたいなとか、大きなフェスに出たいなというのはあるんですけど、そこを目指してやっているというより、やばい作品を作るとか、自分の納得のいくものを作ることが最優先になっていますね。

Rolling Stone Japan 編集部

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