The Birthdayチバユウスケが語る、現実をひっくり返す想像力

ーその辺の世代ギャップは感じますか? 例えば、The Birthdayの音楽は若い子には届かないとか?

ううん。俺はないね。そこは俺ないんだよね。

ーライブにも若い人たちが来てくれてますか?

来てると思うけどね。

ーライブでいうと、コロナ禍で若いバンドって大変だと思うんですよね。僕の知ってる若いバンドも解散したり、曲を書かないメンバーが抜けたりしてました。

そんなのバイトすればいいじゃん。やれよバイト。

ーチバさんもバイトやってました?

やってたよ。当たり前じゃん。俺はゲーセンでバイトしてた。

ーなんか若い頃の感情って忘れてしまいがちですけど、アルバムのラスト曲「バタフライ」を聴いて若い頃の感情を思い出しました。

ありがと。あれは確かに若い感情を書いたね。

ーそれを53で書けるってすごいなと。

やったー。でしょ? 俺もそう思うよ。

ーそして今バンドとしてThe Birthdayって最高の立ち位置にいるなと思っていて。

うん。今いいと思いますよ。

ー武道館も埋められる。でもライブハウスでも自由にやれてる。同世代だけではなく若い人からも音楽そのものが評価されている。こんなに自由にやってて、こんなにカッコいいバンドって他にないなって。チバさんは今The Birthdayをどんな風に?

俺は、バンドのみんなが健康であればいい。たぶん、みんな、バースディを辞めたっていう風には思ってないと思うよ。まぁ好きなようにやればいいと思う。本当、それはそう思う。

ーこんなにも素晴らしい音源が作れて、ライブもカッコいいバンドって、現在進行形でなかなかいないですから。

ありがと。頑張ります。

Rolling Stone Japan 編集部

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