1960年代後半のカレッジフォークを仕掛け人とともに振り返る

田家秀樹と本城和治





田家:FM COCOLO「J-POP LEGEND FORUM」。本城和治さんの50曲。1970年を境にしたJ-POPシーンの立役者、日本語ポップスの生みの親の一人。元日本フィリップス・レコード、日本フォノグラムのプロデューサー、ディレクターである本城和治を迎えた5週間。今週は彼がネーミングしたカレッジフォークというくくりでお送りしました。今流れているのは、この番組の後テーマ、竹内まりやさんの「静かな伝説(レジェンド)」です。

「若者たち」の話が出ましたが、あのドラマが4,5年前にCSで流れているのを見ちゃったんです。僕も10代後半、20代になった頃にリアルタイムで見ていたわけですが、こんなに登場人物が泡を飛ばして議論していたんだな、これが当時のヒットドラマだったんだな、世の中はこんなに変わったんだなと思いました。

そういう1960年代後半のフォークソングには関西と関東の二つあったという話はこの番組の中でもよく出てきますね。この番組はどちらかというと関西よりだった気もします。つまり、メッセージフォークの岡林信康さんとか高石ともやさん、五つの赤い風船たちの関西ですね。関東が今日ご紹介したようなザ・ブロードサイド・フォーや森山良子さん、マイク眞木さんだった。今思うと、そこの間にあったものはアマチュアとプロの違いだったのかなと思ったりもするんです。関西は、アマチュアリズムを重視していた。関東は新しい世代のプロの人たちも加わって新しい良質な音楽を作ろうとしていた。本城さんはそこの一番の立役者だったと思ったりもしました。その中に村井邦彦さんやユーミンがいたりするわけです。来週は名曲編として紹介しようと思います。



<INFORMATION>


田家秀樹
1946年、千葉県船橋市生まれ。中央大法学部政治学科卒。1969年、タウン誌のはしりとなった「新宿プレイマップ」創刊編集者を皮切りに、「セイ!ヤング」などの放送作家、若者雑誌編集長を経て音楽評論家、ノンフィクション作家、放送作家、音楽番組パーソリナリテイとして活躍中。
https://takehideki.jimdo.com
https://takehideki.exblog.jp

「J-POP LEGEND FORUM」
月 21:00-22:00
音楽評論家・田家秀樹が日本の音楽の礎となったアーティストに毎月1組ずつスポットを当て、本人や当時の関係者から深く掘り下げた話を引き出す1時間。
https://cocolo.jp/service/homepage/index/1210

OFFICIAL WEBSITE : https://cocolo.jp/
OFFICIAL Twitter :@fmcocolo765
OFFICIAL Facebook : @FMCOCOLO
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cocolo.jp/i/radiko

 

Rolling Stone Japan 編集部

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