泉谷しげるデビュー50周年、エレックからフォーライフへの変遷を本人と振り返る

泉谷しげる



Dのロック / 泉谷しげる

田家:これもある意味普遍的な歌ですね。

泉谷:いや、まあテレビは大好きなんですけどね。当時、テレビは相手にしてくれなかったんで、ラジオのおかげですよ。芸能界は強かったから、我らみたいに無礼なやつらは相手にされなかったんだよね。

田家:そういうフォークブームを作ったエレックレコードは75年に倒産してしまうわけですね。

泉谷:やっぱり、売れた、天狗になった、権力持っちゃったなという失敗。土地買わされて、騙されたんでしょ。著作権は払わないし、しょうがないかなって感じかな。

田家:印税がなかったんですもんね。

泉谷:ひどい話でさ。フォークのムーブメントをやってきた俺たちは「お金のことを言うな」って言うわけですよ。本当にお金のこと言いづらくて、随分と踏み倒されましたね。もう1つ言えば、我らも無知だった。

田家:歌うことに精一杯。

泉谷:著作権がなんだかんだってよく分からなかったし、そういう意味では良い勉強になりましたね。

田家: 1975年6月に発足したのが、フォーライフ・レコード。小室等さん、吉田拓郎さん、井上陽水さん、一番年下が泉谷しげるさん。最初の発売がこの曲の入ったライブアルバム『ライブ!!泉谷~王様たちの夜~』でした。その中から「寒い国から来た手紙」。

Rolling Stone Japan 編集部

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