デイヴィッド・リー・ロス、現役引退を発表「後悔はしていない」

デイヴィッド・リー・ロス(Photo by Patrick McMullan via Getty Images)

ヴァン・ヘイレンのヴォーカリスト、デイヴィッド・リー・ロスが引退を発表。2022年1月8日、米ラスベガスのハウス・オブ・ブルースでキャリア最後のコンサートを行うことを、ロスのスポークスマンがローリングストーン誌に明かした。

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8月頭、ロスはVan Halen News Deskのファンサイトに「私は引退します」という自分の音声を送りました。「私は、時間というものがいかに短いか、そして私に残された時間はおそらくさらに短いということを実感している」

また、昨年10月6日に癌で亡くなったエディ・ヴァン・ヘイレンを失ったことを振り返っています。「率直に言って、(死ぬのは)自分が最初だったかもしれないと思った」と語ったロスは、エディの兄でありヴァン・ヘイレンのドラマーであるアレックス・ヴァン・ヘイレンと頻繁に連絡を取り合っていることを付け加えた。

ロスは大晦日からハウス・オブ・ブルースで5回のショーを開催するが、Las Vegas Review誌によると、これらのショーではバックバンドと75回のリハーサルを行う予定。「これが私のキャリアの最後を飾る5つのショーだ」と強調した。ロスは電話の最後に、「私は皆に与えられるものはすべて与えました。後悔はしていないし、何も言うことはない。ただ、皆がいなくなると寂しいよ」と語った。

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from Rolling Stone US

Translated by Rolling Stone Japan

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