SNSで人気爆発、絶対に知っておくべき4人の新世代ドラマー

(中央より時計回り)相馬よよか、ナンディ・ブシェル、デデン・ノイ、ラーネル・ルイス(Photo Courtesy of Deden Noy; Avital Zemer; Courtesy of Yoyoka Soma; Serena Brown for Rolling Stone)


3. ラーネル・ルイス(Larnell Lewis)

The Hook 見どころ

YouTubeのカバーはたいてい、何度も失敗を重ねた末に作られたと言っても過言ではない。だがラーネル・ルイスがオンラインメディアDrumeoに投稿した動画は、無謀なヒネリを加えてさらにハードルを上げている。彼は撮影するまで一度も聴いたことのない曲をカバーしているのだ。これら動画は、ルイスのテクニックに舌を巻くだけでなく、プロのミュージシャンの思考回路をリアルタイムで垣間見るチャンスでもある。

The Backstory 背景

トロント育ちのルイスは、ペンテコステ派教会で音楽監督をしていた父親からゴスペルを学んだ。2012年にはジャズ・フュージョンバンド、スナーキー・パピーに参加。以来、数々のグラミー受賞アルバムで演奏している(家族でドラムを叩くのは彼だけではない。弟のリッキーはザ・ウィークエンドでプレイしている)。



Key Video おすすめ動画

「私がこの曲を今まで聞いたことがないはずはない、と皆さん思っているでしょうね」。メタリカの「Enter Sandman」に取りかかる直前、ルイスはカメラに向かってこう語る。「でも嘘じゃないんです、今までこの曲を一度も聴いたことも演奏したこともありません」。オフビートのアクセントと見事な手さばきで曲を操る様子は、さながらスーパーコンピューターの作業風景を見ているかのようだ。

“Wow” Moment 感動の瞬間

ルイスの「Enter Sandman」の動画は、さらなるリアクション動画を生んだ。元になったDrumeo動画で曲と格闘する彼の姿を、他のドラマーが鑑賞するようすを見るのはまた乙なものだ。「聞き直ししたり、カンペを作ったりしないのかい?」と、YouTuberのアンドリュー・ルーニーさんは首をかしげる。「この男は映像記憶の持ち主なのか?」


Translated by Akiko Kato

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