武井優心とタカハシマイが語る、ベッドルームミュージックから生まれた新ユニットの全貌

ーご自身のYouTube配信で、コロナ禍の中でLining Ritaが本格的に始動したと語られていましたが、当時どのような日々を送ってらっしゃったのか教えていただけますか。

武井:1回目の緊急事態宣言は、今よりもSFチックな非現実感があって。本当に外に人がいなかったし、世界に自分たちだけ取り残されたような錯覚に陥って。精神的にやられていた部分もありつつ、謎の空白期間をちょっと楽しんでいる自分もいた気がするんです。

タカハシ:最初の頃はそうだったけど、想像していたよりも続く自粛が続いて、この状況がいつ終わるんだろうという感じになっていって。SFチックだったものが先の見えない将来に関わってくると思い始めてから、いろいろ考えるようになったし、マインド的にもちょっと落ちてくる感じでしたね。

武井:アッパーなものが全部リアルに思えないし受け入れられなくなってきて。そこで、ドリーム・ポップ然り、無理やり上がる音楽じゃない曲に傾向していったんです。

タカハシ:そういったものを聴くのが心地よくて、そういう音楽ばかり聴いていたよね。なので自然と自分たちの作る音楽もそっちになっていったというか。

ー具体的に、よく聴いたアーティストとかアルバム作品はありますか?

武井:その頃はSofieっていう女性のソロシンガーの『Cult Survivor』をよく聴いていました。かなりDIYだけどバンドサウンドっぽい作品で。あと、ワイズ・ブラッドとかビーチハウスとかサイケ系は昔から好きでいろいろ聴いていたんです。そういうのに加えてドリーム・ポップの歴史を紐解いていこうみたいな遊びをしていました。

タカハシ:ワイズ・ブラッドの『Titanic Rising』はすごくよく聴いたよね。

Rolling Stone Japan 編集部

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