「ツタロックDIG」出演バンド・マルシィが語る、“消せない記憶”と共に生きていく歌詞世界

―フジイさんとおさみぃさんは、影響を受けたアーティストはいますか?

フジイ:僕はバンドを好きになったきっかけがX JAPANで、そこから色々派生していきました。ベースを始めてからはエレキベースがカッコいいバンドに傾倒して行って、レッチリとかが好きになりました。

おさみぃ:僕もギターを始めたきっかけがタクミと同じくX JAPANなんです。高校生の頃はJUDY AND MARYとか、バンドではないですけどEXILEを聴いていたり。他にはBOØWYの布袋さんのギターも好きですし、尾崎豊さんとか、色んなアーティストを聴いてました。

―80年代~90年代のアーティストが多いですね。

おさみぃ:昔の曲が大好きなんです。学生時代は僕らの周りでもアイドルグループとか、K-POPとかを聴いている人が多かったです。だから邦ロックって全然聴いてこなかったです。

―それぞれ、音楽の嗜好としては全く違う感じですよね。作詞作曲をしているうきょうさんは、バンドの方向性についてどう考えて始めたんですか。

うきょう:方向性は自分の中にはっきり見えている部分があります。例えば、「Drama」のおさみぃのギターの音色で言うと、リードギターはあまり歪みすぎていなくて、ちょっとクリーンにしたいっていうイメージを伝えたりしています。楽曲ごとに自分の表現したいイメージが違うので、それを感覚的に伝えて、苦労しながら形にしている感じです。

―曲を書いたときに、自分の中にアレンジの全体像が見えている?

うきょう:そうですね、そういう場合がほとんどです。

Rolling Stone Japan 編集部

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