「ツタロックDIG」出演バンド・マルシィが語る、“消せない記憶”と共に生きていく歌詞世界

―マルシィが歌うテーマは、主に「失恋」なんですか。

うきょう:今出てる曲を聴くと、そういう風に見えると思うんですけど、僕たちの中で失恋をテーマにしていこうというつもりはまったくなくて。これからは、他にもまったく違う恋愛の形だったり、恋愛以外のことも歌っていきたいですし、さまざまな事象に於いても聴いてくれる人の心とリンクできる曲をたくさん作っていければいいなと思っています。

―最新曲「プラネタリウム」の歌詞で、〈こんなに好きになって あとで痛い目みないかな〉という歌詞がとても印象的でした。内容的にはうまく行ってる恋愛の曲だと思うんですけど、どうしてこういうフレーズがでてくるのでしょう?

うきょう:僕の性格が表れているところがあると思います。どちらにしても不安があるというか、うまく行ってれば行ってたで、そこが絶頂なら下がってしまうし。僕は先のことを考えて不安になってしまうんですけど、それがああいう歌詞に表れていると思います。



―フジイさんとおさみぃさんは、この曲の歌詞についてはどう感じていますか。

フジイ:僕だったら、こんなシチュエーションで心配にならないし、好きなら好きでいいじゃんって思うんですけど(笑)。歌詞にはすごくわかりやすく、うきょうらしさが出てると思います。

おさみぃ:「絵空」には文学的な要素も入っていたんですけど、「プラネタリウム」は一言一句ストレートに表現している曲だなって思いますし、本当にうきょうらしさが出ていると思います。

Rolling Stone Japan 編集部

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