「ツタロックDIG」出演バンド・リュックと添い寝ごはんが作る、アットホームなライブ空間

―11月2日に発売されるニューシングル『東京少女』について訊かせてください。タイトル曲「東京少女」は歪んだギターリフと弾むリズムで、曲が始まってすぐに心を掴まれる印象です。どんなときにできた曲ですか。

松本:この曲は、高校3年の夏大会用に作った曲です。当時は、20歳への願望や不安といった一方的な感情だけを曲にしていたんですけど、20歳になってからもう一度この曲を聴いて、今の気持ちを織り交ぜたり、20歳から見る当時作った曲という目線でも書けたと思っています。タイトルは抽象的な表現なんですけど、これは本当に自分のことを歌っている曲で、「東京少女=自分」なんです。



―高校を卒業して、今年20歳になったばかりですよね。曲を書いたときの自分と今の自分が作る曲は違うものですか?

松本:全然違いますね。当時作っていた「東京少女」よりも曲のアレンジをガッツリしていて。2番のAメロなんかは、メロもコードも違う感じだったので、そこはちゃんと今の自分を落とし込めたと思います。この曲は高校時代に大会でもやったり、学校の中でレコーディングして、CDにして文化祭で配布したりもしていました。

宮澤:大会用に作った思い出深い曲ったんですけど、そこにアレンジが加わってさらにパワーアップしています。高校のときのことも思い出すし、今になって新しい感情で向き合える曲で、歌詞も曲もグレードアップして、自分たちも成長したなっていう思いがあります。

堂免:高校時代にもとができていたということもあって、その頃の自分たちも大事にしつつ、今の気持ちも上手い具合に混ぜられたかなっていう印象です。

Rolling Stone Japan 編集部

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