HollowBugが語る想い、人が人を好きになるような音楽をやりたい

HollowBug



―表題曲「BABY」はどんな想いで作ったんですか。

柳澤:出だしの「君は汚れてなんかいないよ」に伝えたいことの全てが集約されています。周囲を見ていると「どうせ自分なんて」とネガティブな人が多くて、それって日本人の悪いところな気がしているんですよ。もっと自分を肯定しないと。だって誰もいなくなったら自分しか救える人がいないよ、と思うから。だからこそ出だしは「君は汚れてなんかいないよ」という自分を肯定するところから始めて。次に、周りには君のことを思っている人もいるよ、という広げ方をして最後の歌詞は愛する人を見つけたら、天国への道じゃないけど、花咲く道を二人で歩いていくイメージをしながら生きて行ってほしいと思って書きました。とにかく明るく君の全てを肯定できる歌、そして私が隣に寄り添っているよ、という想いで書きましたね。

―その明るさは、陽気陰気の話じゃなくて讃美歌のような神々しさですよね。

柳澤:そうなんですよ。讃美歌みたいな歌が好きなんですよね。ただ明るいんじゃなくて、ちゃんと芯を持ってるもの。話せば話すほど、自分が宗教的になりそうで怖いな。

―音楽って突き詰めると「政治の方へ行くか、宗教的になっていくか」と言いますよね。

柳澤:本当にそう! 私は絶対にそうなると思いますよ。

三浦:アハハハハ。

柳澤:アーティストって、何かを作って動きたい人間だから、突き詰めると宗教になるよ。それはめちゃくちゃ思いますね。宗教って人ですからね。人を崇めるというか好きになるというか、恋愛も宗教みたいなものじゃないですか。それと一緒で私は曲が好きというよりも、バンドやメンバーを好きになって欲しくて。だからバンドって、すごく好きな宗教の形というか。しかも本人たちは好きな音楽をやれるし、プラスでしかなくない?みたいな。そこを突き詰めていくと宗教になっちゃう。

―他のメンバーにも聞きますけど「BABY」はどんな曲になりました?

三浦:HollowBugでは、トップクラスに優しい雰囲気の曲ですね。あとはシンセパッドとか使っているので、新しいアプローチができたと思います。特に、最初のギターリフな個人的にお気に入りです。

ハマダ:完成したのを聴くと、頭の中で映像が流れやすい曲だと思います。聴くたびに良いなぁ!ってなりますね(笑)。

Rolling Stone Japan 編集部

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