岡村靖幸『yellow』、当時のプロモーターと未だ得体の知れない才能について語る

岡村靖幸





田家:1965年8月生まれなわけで、この時は21歳ですもんね。流れているのが西岡さんが選ばれた今日の2曲目、アルバム『yellow』の2曲目でもありました。「Young oh! oh!」。

西岡:大好きな曲。勢いがあるし、岡村くんが「Out of Blue」でスタートして、その後「Check out love」って曲もあるんですけども。岡村らしい踊りと動きも垣間見えるような曲ということで非常に大好きです。

田家:シングル発売も、美里さんやTM NETWORKや白井貴子さんたちと武道館やったりしてますもんね。

西岡:そうなんですよ。12月21日にこれたぶん人生初だよな?

福田:人生初ですね。

西岡:人生初のライブ。だから、僕らもどんなふうになるか、全く予想がつかなかったんですね。人前で歌うっていうのも初。でも、それが武道館という。そういう場を与えて、さてどうなることやらって感じで見た、1曲だけです。1曲だけやって、お客さんがみんな唖然としたと言うんですか。水を打ったようになったからね。

田家:この人誰っていう。

西岡:そうです。誰なんだって、その頃は当然知名度もないし、誰だろうなって感じの印象を与えて終わったという。未だに印象的に覚えてますね。

田家:自分の手帳とかちゃんととっていないので、渋谷公会堂でライブを見た記憶があるんですけど、いつだっけと思って。

西岡:たぶん、その次の年だと思いますけど、ツアーで最初に渋公をやったのが。

田家:お客さんはそんなに入ってなかったんですけど、明らかに桁違いな何かが登場したっていう感じがありましたよ。

西岡:そうですね。当時はバンドとかいろいろなアーティストがいましたけど、型破りだったかもしれないですね。

田家:その時にさっき名前が出たハートランドの社長の春名源基さんに「どうだった?」って言われて、「いやー、こういうのを巨大な原石って言うんでしょうね」って言った記憶がありますね。誰もまだ見たことがないものが埋まっている感じがしたんですよ。

Rolling Stone Japan 編集部

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