HKT48が語る、デビュー10周年を経て見つめる「未来」と劇場への想い

HKT48:左から田中美久、運上弘菜、松岡菜摘、矢吹奈子、本村碧唯(Photo by Masato Moriyama)

11月26日に劇場公演デビュー10周年を迎えたHKT48が、4年ぶりの2ndアルバム『アウトスタンディング』をリリースする。

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11thシングル「早送りカレンダー」(2018年)から、14thシングル「君とどこかへ行きたい」(2021年)までの全シングル曲と、今年6月にHKT48を卒業した宮脇咲良の卒業ソング「思い出にするにはまだ早すぎる」を全形態に収録。アルバムリード曲は、IZ*ONEでの活動を終えHKT48に復帰した矢吹奈子が単独センターを務める「突然Do love me!」。J-POP meets ファンクなサウンドでHKT48の「これから」を示す軽快な曲に仕上がっている。今回は3期生の矢吹、田中美久、4期生の運上弘菜、10年の歩みを知る1期生の本村碧唯、松岡菜摘に話を聞いた。

―2ndアルバムのリード曲「突然Do love me!」は、いい意味で予想を裏切られるというか、今までのHKT48のイメージとは異なる曲だなと思いました。

矢吹:珍しく女の子目線での気持ちを歌った曲だと思います。今までは男の子の気持ちを歌った曲がHKT48には多かったので。女の子から男の子に向かって積極的にいく歌詞だから、秋元(康)先生からメンバーへ、活動に対して「自分から積極的に向かって行ってもいいんだよ」っていうメッセージが込められてるのかなって思っています。

松岡:イントロから疾走感があってボルテージが上がります。コンサートの一曲目が似合いそう。11年目に入る節目だということもあって、明るくて、爽やかでポップな感じ。ダンスもポップでかわいいよね。

矢吹:かわいい。リズム的にも一緒に踊りたくなるような曲です。

松岡:掛け声もあったり。

本村:早く声を出せるようになったらいいけど。

矢吹:今はできないですけど、いつか声を出せるようになったら、必ずパフォーマンスしたいです。

田中:いいなぁ……。

一同:?(笑)

田中:歓声が聞こえるライブを想像してみたら、いいなぁと思って(笑)。ファンの皆さんがまた声を出せるようになってコンサートでこの曲をやったら、さらに盛り上がるんだろうなって。





―この曲は矢吹さんの、8年ぶりのセンター曲なんですよね。

田中:8年ぶりかぁ!

矢吹:そうですね。「ウインク(ウインクは3回目)」以来の単独センターなので。8年……。

―8年ぶりに戻ってきたHKT48のセンターはどうですか?

矢吹:「ウインク」の時はデビューしてすぐだったので、良くも悪くもプレッシャーとかなかったんですよ。何も考えられなかったというか、先輩たちしかいない中だったので緊張しかなくて。今回センターって言われた時とは、感情的にはまったく違いますね。今回は、HKT48に帰ってきて自分の中で欲が増したというか、センターに立ちたいって思ってたので嬉しかったです。ちょっと不安もあったんですけど、この選抜のみんなでミュージック・ビデオを撮りながら、みんなを引っ張っていけるセンターになれたらいいなって思いました。


矢吹奈子(Photo by Masato Moriyama)

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