BTS、LA公演最終日レポート 満員のスタジアムで見せつけた「圧倒的な実力」

BTS(Courtesy of BIGHIT MUSIC)

12月6日に長期休暇に入ると発表したBTS。彼らはその数日前、約2年ぶりにアメリカでの有観客コンサートを実施し、世界を制覇することの楽しさを表現した。12月2日に開催された「PERMISSION TO DANCE ON STAGE」LA公演最終日のレポートをお届けする。

【画像】多幸感に満ちたBTSのステージ

BTSのストーリーは、行く手を阻むありとあらゆる障害を一つひとつ乗り越えていく物語にたとえられる。英語の楽曲で全米シングルチャートのトップに立ち、韓国語の楽曲でも全米1位に輝いた。グラミー賞にもノミネートされた。さらには、交通網が悪夢のように混乱するホリデーシーズンにもかかわらず、米カリフォルニア州ロサンゼルスに新たにオープンしたSoFiスタジアムの4公演のチケットをソールドアウトさせた。彼らは、あらゆる壁を破ってきたのだ。

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により、BTSは「MAP OF THE SOUL」ツアーを中止せざるを得なかった。ツアーのキャンセルは、韓国発人気ボーイズグループに深い傷を残した。だが彼らは、11月27・28日、12月1日・2日(米現地時間)に開催された「PERMISSION TO DANCE ON STAGE」LA公演とともに、約2年ぶりに観客の前でカリフォルニア州ロサンゼルスの南西にあるイングルウッドのSoFiスタジアムの舞台に立った。4日間の公演は、私たちがすでに知っていることを裏付ける結果となった。BTSは、もはや実力を証明する必要がないほどの地位を確立したものの、それでも彼らは努力を決して怠らないということを。

BTSは、ARMYと呼ばれるファンのために最新アルバムの収録曲を披露する場としてワールドツアーを活用することが多かった。だが先日のロサンゼルス公演では、『BE』や『MAP OF THE SOUL: 7』(共に2020年)といった近年のアルバムの楽曲をピックアップする代わりに、彼らを世界的なスターダムへと押し上げた「I NEED U」から「My Universe」に至るまでのめくるめく楽曲を披露した。メンバーは、すべてのエイトカウントをぴったり決めることよりも、全体の雰囲気とファンとの交流に重きを置いているように見えた。

事前に収録されたコンサートのオープニング映像では、「We don’t need permission(僕たちに許可なんて必要ない)」というサインを掲げるJUNG KOOKが映し出された。「踊るのに許可はいらない」という新曲「Permission to Dance」を想起させるこのメッセージがコンサートの雰囲気を物語っている。結局のところ、BTSは全米屈指の大都市であるロサンゼルスにある6万人が収容できるスタジアムを4日にわたって満員にすることができたのだ。だが、これがBTSのキャリアの頂点だと誰が言い切ることができるだろう? だからこそ、彼らはこのチャンスを利用して自らの実力を改めて表明し、ファンとともに盛大に祝うのだ。

Translated by Shoko Natori

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