☆Taku Takahashiプロデュースの「NEX STAGE」始動、音楽が持つ力で明るい将来へ

さらに話題は、BTSをはじめとするK-POP勢が欧米で成功していることにも波及した。「この前、Twitterでプチイラっときたことがあって。BE:FIRSTを紹介していたら、“まだK-POPにクオリティは勝ってないよ”って言われたんですよ。でも、今のBTSって湧いて出てきたものじゃなくて、国全体でコツコツ、いろいろなものを積み重ねてきた結果なんです。だけど、僕ら日本人がその積み重ねを意識したときは本当に強いんですよ」(☆Taku)

「本当におっしゃる通りで、韓国はみんなで切磋琢磨して築き上げてきた文化なんですよね。現役感が強いプロデューサーが多いことも韓国芸能の強みだと思います。自分は現役をやりつつ、新しいものに対して常にアンテナを張って作り続けて、一方でボーイズグループとしてポピュラリティを得るためにはどういうものが必要なのかを考えて、他の事務所やレーベルと協力しあっていきたいです。そういうことをみんなでやらないといけないと思うし、単発でどうこうなるものじゃないと思います」(SKY-HI)

「今、日本もすごく世界を意識しているし、SKY-HIさんたちがやっていることが目まぐるしく速い進化を遂げるから見てろよって思っています」(☆Taku)

最後に、「プロデューサーとしての「NEX STAGE」は?」を訊かれた2人は、

「昔はできたけどできなくなったこと、昔はできなかったけどできるようになったこと、それを全部できるようにしたいです。予算がかかるからできなかったことや、“こういうところでライブをやりたい”という機会を提供できるプロデューサーになりたいですね」(☆Taku)


SKY-HI

「自分のレーベル「BMSG」には、Novel Coreと「THE FIRST」出身のショウタという2人のソロアーティストと、グループはBE:FIRSTがいて、TRAINEE(研修生)がいるという状態なんですけど、それが絡み合ってちゃんとみんなで動けるようにして、横に広がっていって、他の事務所で志が同じような人とか、同じようなことを考えている人と、個人でも法人でもユナイト(団結)していきたいです。ただ良いグループを作った、良いプロデューサーというのは違うと思うし、ちゃんと現象そのものを作れたら良いと思います。“PEACE! ONE LOVE”です」(SKY-HI)

と、現状に甘んじずさらなる発展を目指す前向きな姿勢を見せて、「世界に通用するアーティスト育成とは」のトークは終了となった。

Rolling Stone Japan 編集部

RECOMMENDEDおすすめの記事


RELATED関連する記事

MOST VIEWED人気の記事

Current ISSUE