☆Taku Takahashiプロデュースの「NEX STAGE」始動、音楽が持つ力で明るい将来へ

「音楽とSDGs」には、AAAMYYY、大沢伸ー、ぷにぷに電機が登壇。持続可能でより良い世界を目指す国際目標であるSDGs。SDGs達成のために、音楽業界としてはどう接していけばいいのか? また、どんなことができるのか? 三原勇希の進行のもと、個々のSDGsとのかかわり方について語り合った。

SDGsについてどんな解釈をしているかを訊かれた3人は、「SDGs には17の目標がありますが、例えば、教育、保健福祉、ジェンダーの問題等、それぞれが単独ではなくて複雑に絡みあって解決していかないといけないイシュー(課題)だと考えています。根本的には人間がどういう風に健やかに生きていけるかを目指していくものだと捉えています」(ぷにぷに電機)、「僕が個人的に向き合っていければいいなと思うのは、温暖化とプラスティックの問題です。1人の人間が起こせるアクションと、そのアクションが最大限に広がっていく図式を作るのが意外とむずかしくて。温暖化の問題は時間が迫っている問題でもあるので、どうやってそれを広げていけるのかということを、リアルに考えるようになっています」(大沢伸ー)、「私はSDGsという言葉にあまり馴染みがなくて、最近になってお笑い番組の中で“SDGsとは何か?”というネタがあってそれをたまたま見たり、温暖化の問題などに取り組んでいる方を身近で見るようになったので、いよいよ自分も積極的に参加していかなくてはならないところにきてる問題なんだろうなという解釈をしています」(AAAMYYY)と、それぞれの捉え方を語った。


左から、ぷにぷに電機、大沢伸一、AAAMYYY

「実際にどんな取り組みをしているか?」について、ぷにぷに電機は、自宅スタジオで使う電気を、100%再生可能エネルギーの電力会社にパワーシフトしたという。また、シングルユースをなるべくしないことを心がけており、この日着ていた服もリユースであることを明かした。大沢は、畜産業界が温暖化に与える影響はかなり大きいと考えており、牛乳の代替え製品としてナッツをミルクにして使う店を開いているという(渋谷区富ヶ谷「THE NUTS EXCHANGE」)。「ナッツミルクを普及させるという意味で言うと、ナッツミルクが売れていくだけではなくて、“これの代わりにはこれがある”というアイデア、コンセプト自体が広まっていかないと変わらないと思うんです」と、取り組みについて語った。AAAMYYYは、いち消費者として選択することから始めたいと言い、「ナッツミルクや、サスティナブルな電気を作っているところがあるということを知って、それを自分が選んで生活することも参加になるのかなと思います」とSDGS参加についてのマインドを話した。

Rolling Stone Japan 編集部

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