Ayumu Imazuが語る、新曲で描いた「見当たらない正解」

Ayumu Imazu(Photo by Yuki Ohashi)



ー僕なんかは40歳近いので、ジェンダーなどの価値観をアップデートしないとと意識的に考えないとと思わされることが多いんですけど、Ayumuさんは、今の時代に男性がどんな表現をするのか、意識しているところはあるのでしょうか。

そこに関しては、男性と女性で分けて考えなくて良いと思っています。女性でも様々な女性がいるし、男性でも様々な人がいるので、女性と男性はそれぞれこうであるべきだと考えること自体が間違っていると思っています。なので、僕は個人的に男性だからこうあるべきだという考え方は全くないです。

ーどうして、Ayumuさんのようなダイバーシティな考え方ができるようになったんでしょう。

13歳頃まで大阪に住んでいて、その当時は男女間について特に考えていなかったんですけど、ニューヨークに行ってから実感するようになりました。特に今の時代では性別であったり、物の見方は自然と進化していくものなんだなと僕も感じています。

ーそれこそ前のインタビューでおっしゃってましたが、アメリカに行って、自分がアジア人だということを逆に客観視した経験も今のAyumuさんの思想に反映されていますよね。

そうですね。いざアメリカに行ってみると僕が外国人だったので、そこで初めて外から自分が見えました。自分の住んでいる環境や周りの環境で今の自分が存在しているし、産まれた瞬間から自分がどういう人なのかは分かっていないと思うので、環境はすごく大事だなと思います。

ー自身の想いや考えを発信して、いろいろな価値観の人に見られて、SNSとかでいろいろ言われるじゃないですか。丸腰で表現していくって本当にすごいことだなと思います。

度胸がいりますね(笑)。

ーいろいろな声に対して、自分の気持ちが削がれることはないんでしょうか。

現状はSNSを使って自分を発信している感覚は特に考えた事がありません。今日のようにインタビューで質問を直接頂く時、自分の意見として嘘のないことを言っています。もっと影響力が増えて、自分の力で社会でも何か役に立てることがあると感じられるようになったら、自分からもっと発信していくようになるのかなと思います。

ー自分が発信したいと思うことはある程度固まってきていますか?

自分が発信したいことは、楽曲に繋がっているので楽曲で発信したり、形も変わっていくものでもあるので、その変化をずっと発信し続けるものなのかなと思います。

Rolling Stone Japan 編集部

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