Ayumu Imazuが語る、新曲で描いた「見当たらない正解」

ーyonkeyさんと一緒に制作する時は好きなものの話もしつつ、Ayumuさんが楽曲のデモみたいなものを作ってというところから始まったのでしょうか?

最初にyonkeyくんからトラックのドラフトをもらって、自分でメロディも考えつつ、一緒にスタジオに入って、サビのメロディを考えたりしました。メロディができてから、歌詞を僕が考えてつけたって感じですね。スタジオでトップラインを2人で一緒に考えて、その場でちょっとメロディをレコーディングして。そのメロディを家に持ち帰って、歌詞を考えました。

ーサビで〈あっちこっち〉と連呼するのも、メロディができた後の言葉なんですね。曲調とイメージが合致してこのリリックになったところもあるのでしょうか。

トラックを聴いていた時や、メロディを考え始めたくらいからなんとなく曲のイメージ、歌詞の世界観はある程度頭の中にありつつ、それをどう形にしていくかに時間がかかりました。



ー今のAyumuさんの姿勢が「ACCHI KOCCHI」に象徴されている気がしました。

〈見当たらない Answer〉=「見当たらない正解」というのと〈Is there even an answer?〉があるんですけど、ない答えを探しているんじゃないかみたいな葛藤だったり、何をすれば正解なのか、ゴールが見えない感じを暗くなりすぎず明るめに書いた楽曲になっています。人生をすごく頑張ろうと思わなくてもいいし、聴く人に少しでも気楽になってもらえたらいいなと思っています。

ーここまでダイレクトに包み隠さず表しているのはグッと来ました。

いつも完璧な状態でいるというより、素の部分を出していきたい気持ちがあります。歌詞も少し背伸びしたような歌詞も書くのですが、できるだけ偽りのないものを書いていて一人間として素でありたいというのはありますね。

Rolling Stone Japan 編集部

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