Reiが赤裸々に語る、長岡亮介との再会劇「泣きながらギターを録りました」

Rei

Reiが始動したコラボレーションプロジェクト、QUILT。第一弾の藤原さくらに続き迎えられたのは、長岡亮介。かつて長岡がプロデュースしたReiの1stミニアルバム『BLU』以来の共同制作によって、ここに「Don’t Mind Baby(with 長岡亮介)」という楽曲が生まれた。この楽曲に込めたメッセージについて、Reiが真摯に語ってくれた。

【画像を見る】Rei(記事未掲載カットあり・全5点)

─個人的な体感として、2021年はどんな1年でしたか?

Rei:今年は自分を見つめ直した1年だったと思います。それは技術的にも精神的にも。ギターを始めてもう24、5年経つなかで、ただプレイするだけでは突破できない壁というものがあって。さらに次のレベルのギタリストになるための訓練を体当たりでやりました。作家としての曲作りにおいてもそう。そのために人間関係や自分の感情のコントロールを見つめ直してさらに理想に近づけるために何ができるか、一生懸命考えた1年でした。

─技術的な面の鍛錬について具体的に言うとどんなことがありましたか?

Rei:ギターでいうと新しい奏法の訓練もしたし、あとは渡辺香津美さんと共演したり、昔から友だちだったけど今年になって石若駿くんと一緒に演奏する機会があるなかで、自分のジャズに対する興味もすごく深まってきて。興味はそれ以前からあったのですが、より深めたいと思うようになりました。あとは、歌もそう。



─発声?

Rei:そうです。自分らしく、人にとっても心地いいスイートスポットを見つける歌い方をすごく考えながらライブをやっていました。今はそうやって自分を客観視することを常に意識していて。それこそQUILTという今回のコラボレーションプロジェクトも外部から受ける刺激をどれだけ自分のプレイに取り込んで反映させられるか、人の技術をどのように盗めるかとか、そういう部分がどんどん重要になってきていると思います。

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