吉田豪が選ぶ2021年の年間ベストソング

吉田豪


11. それいゆ「海月のななり」

SOLEIL名義での活動も好評で今後さらに上のステージで活動することも決まってたっぽいのに、急に活動をやめた彼女。それが、平仮名のそれいゆ名義で、たんきゅんデモクラシー時代同様に郷拓郎楽曲を歌ってくれるという、それだけで文句なし! 学業もあるだろうから、のんびりしたペースで音楽活動を続けてくれたら嬉しいです。



12. サニーピース「全力!絶対!!カウントダウン!!!」

東京アイドルフェスティバルがローカルアイドルや地下アイドルも大量に出演するアイドルの祭典だった時代は終わり、いまは自分の身近な界隈のグループがほとんど呼ばれないイベントになっちゃったわけですが、前回のTIFで唯一、初見で衝撃を受けたのがこちら。アイドルアニメ『IDOLY PRIDE』企画で誕生した声優グループで、星見プロダクション名義の主題歌が清竜人作、エンディングテーマも沖井礼二作だから最初から気になってたんですが、サニーピースの曲は北川勝利やさかいゆうが手掛けていて、それをいい声の子が歌うなんて、そんなのいいに決まってるわけですよ。これももちろん楽曲担当はROUND TABLE・北川勝利。



13. 日向坂46 齊藤京子「死んじゃうくらい、抱きしめて。」

メンバーがショートムービーを作ってシングル付属のDVDとして発表する、坂道シリーズの個人PVという文化が好きなんですが、そのわかりやすい例が乃木坂46「君の名は希望」タイプAのDVDに収録された、伊藤万理華「まりっか’17」だと思います。小林よしのり先生が「見てみたら、あまりの可愛さと、可愛さを超える創造性に 衝撃を受けた」「これはいかん! これは罪やろ? 罪の領域に達しとるやろ? つまり犯罪!」と大騒ぎした、こんなとんでもない名曲がCDにもならず、配信もされず、公式動画も削除されている現実! 日向坂46「君しか勝たん」の個人PVでも様々な名曲が誕生したんですが、中でも『キョコロヒー』でお馴染み齊藤京子のこの曲は、作詞/山崎あおい、作曲/宮野弦士。こういう座組でシングルも作ってくれればいいのにとも思う。



14. 阿佐ヶ谷姉妹「Neighborhood Story」

ドラマ『阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし』エンディングテーマ。もともとタブレット純が手掛けた曲を出したりしていた阿佐ヶ谷姉妹が、阿佐ヶ谷でバーをやっていることでも知られるceroの高城晶平が作詞・作曲、王舟が編曲した曲を歌う! しかもMVはVIDEOTAPEMUSIC! 2人の圧倒的な歌唱力がクールな楽曲にハマりまくってて、これがサントラ発売によってサブスクでも聴けるようになって良かった!

※編注:Apple Music、iTunesでは配信中。そのほかのサブスクリプションサービスでは1月26日(水)から配信開始。



15. 和田彩花「ウルトラマン・ゼンブ」

小沢健二の「ウルトラマン・ゼンブ』のカヴァーを一斉公開する企画『ゼンブカバーチャレンジ』にあやちょが挑戦したことによって、小沢健二×元ハロプロという奇跡が実現! やっぱり小沢健二はいいメロディーを書くなーと思うと同時に、それでいて最近の和田彩花ソロの音にちゃんとなってて、すごくいいカヴァーだと思いました。


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