『地獄のロック・ライダー』で知られるミートローフが74歳で死去 『ファイト・クラブ』にも出演

ミートローフ、1978年撮影(Photo by Michael Putland/Getty Images))

大ヒット作『Bat Out Of Hell』(邦題:地獄のロック・ライダー)で知られ、『ロッキー・ホラー・ショー』『ファイト・クラブ』などの映画にも出演してきたシンガー/俳優、ミートローフ(Meat Loaf)が現地時間1月20日に亡くなった。享年74。彼の家族による公式Facebookページの投稿で確認された。死因については明らかになっていない。

「今夜、比類なきミートローフが妻のデボラに見守られながら亡くなったことをお伝えします。最後の24時間は娘のパールとアマンダ、親しい友人たちが彼と一緒に過ごしていました」とFacebookの投稿には記されている。「彼の素晴らしいキャリアは6つの年代に及び、1億枚以上のアルバムを売り上げ、『ファイト・クラブ』『ロッキー・ホラー・ショー』『ウェインズ・ワールド』など、65本の映画に出演しました。『地獄のロック・ライダー』 は今も史上最も売れたアルバムのトップ10にランクインしています」

1947年にテキサス州ダラスで生まれたミートローフ(本名:マーヴィン・リー・アーディー)は、60年代からミュージカル俳優として活躍。『ロッキー・ホラー・ショー』では不運な配達員エディ役を演じたが、彼をロックンロールのアイコンに押し上げたのは1977年のアルバム『地獄のロック・ライダー』だった。ジム・スタインマンが作詞・作曲、トッド・ラングレンがプロデュースを手がけた同作は全世界で4300万枚を売り上げる大ヒット作となり、1993年と2006年に続編も作られている。

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