RADWIMPSが約2年3ヶ月ぶりのツアーで魅せた前へ進む覚悟

RADWIMPSの「FOREVER IN THE DAZE TOUR 2021-2022」千葉・幕張メッセ国際展示場9-11ホール公演(photo by Takeshi Yao)

RADWIMPSが、ツアー「FOREVER IN THE DAZE TOUR 2021-2022」を2022年1月30日宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ公演にて完走した。

ここでは、1月9日に行われた千葉・幕張メッセ国際展示場9-11ホール公演のオフィシャルライブレポートを掲載する。

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RADWIMPSを自由な音楽集団としてのバンドたらしめるタフネスというものを、どこまでもポジティブかつダイナミックに体現したツアーだった。未だコロナウイルスの猛威に脅かされ続ける時代に生きているということに対しても、そう。バンドの内部事情としては、ギターの桑原彰がプライベートで生じた問題から無期限の活動休止中にあり今回のツアーに参加できなないという危機もあった。しかし、彼の不在を穴として埋めるのではなく──2015年9月にドラムの山口智史が持病により活動休止せざるを得なくなり、それ以降のライブをツインドラムで臨むことを選んだあのときのように──今回もRADWIMPSはTAIKING(Suchmos)と沙田瑞紀(miida)という2人のサポートギターを迎えたまったく新しい編成をもって七転び八起き、堅忍不抜のマインドで音楽とともに前へ進んでいく覚悟を示した。そして、そのアティテュードは昨年11月に3年ぶりにリリースしたニューアルバム『FOREVER DAZE』の背中を支えている真髄としてもそのまま置き換えられる。

昨年12月4日に神奈川県・ぴあアリーナMMにて幕を開けたRADWIMPSにとって約2年3ヶ月ぶりとなるツアー「FOREVER IN THE DAZE TOUR 2021-2022」。その後、ツアーは年を跨ぎ2022年1月30日に宮城県・セキスイハイムスーパーアリーナにてファイナルを迎えた。ここでは、1月8日と9日に開催された千葉県・幕張メッセ国際展示場9-11ホール公演の2日目の模様をレポートする。

Rolling Stone Japan 編集部

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