TEAM SHACHIの咲良菜緒が語る、ステージに立ち続けるための「自己変革」

TEAM SHACHIの咲良菜緒

TEAM SHACHIが1stフルアルバム『TEAM』をリリースした。改名後初となるフルアルバムにはブラス、ラウド、ポップを新たな指針として掲げる4人の新サウンドが凝縮され、ロックファンにもアピールできる内容に仕上がった。

【写真】昨年開催した配信ライブ「TEAM SHACHI TOUR 2020~異空間~:Spectacle Streaming Show “ZERO"」

今回は、連載「めかくしストリーミング」でもおなじみの咲良菜緒にご登場を願い、新作についてだけではなく、10年に及ぶ活動の振り返りや改名後の意識や環境の変化についてたっぷり語ってもらった。インタビューの最後には「めかくしストリーミング」の今後についての話し合いも行われている。

―せっかくの個人インタビューなので、最新アルバム『TEAM』のことを話してもらいつつ、菜緒さん個人のこともいろいろ聞いてみたいと思います。まず、KORNの新作『Requiem』がもうすぐ出ますね。

あ、まだ出てなかったんだ。最近、メタルをあまり聴いてなかったんですけどまた戻ってきました。

―KORNが引き戻してくれた。改めて、菜緒さんはKORNのどんなところが好きなんですか?

元々は速い曲が好きだったんですけど、KORNの「絶対にここは超えない」っていう速さがちょうどいいというか、急に加速するんじゃなくて、じわじわ加熱してくる感じが好きなのかもしれない。

―菜緒さんの好みを説明する上で欠かせないキーワード「ねちょねちょ」ですね。

そうそう、“ねちょねちょ界隈”が落ち着くんですよね。速い曲はたまに聴くと「わ! アガるアガる!」ってなるんですけど、KORNとかロブ・ゾンビとかZilchはいつでも聴ける。私のなかで万能です。

―KORNは活動歴も長いし、作品によって雰囲気が違ったりしますけど、そういうのは気にならないですか?

自分の好きなところからブレてないからあまり気にならないかもしれない。一番最初に聴いたアルバムが20年以上前に出た『Issues』なんですけど、今の新曲を聴いても嫌じゃないんですよね。

―根っこが変わらないから好きでいられる。

そう、いつ聴いても「あ、KORNだ」ってわかる。そういう独特な色が好きなんだと思います。動きが遅い大型動物、みたいなのが大好きなんですよね(笑)。わかります?

―ああ、なんとなくわかりますよ(笑)。

すばしっこくはないけど、近づいてくるとみんな逃げちゃう、みたいな。

―カバみたいな。

そうそう、ほんとそういうイメージ(笑)。今回のアー写もすごく好きで一目惚れした! TEAM SHACHIでも真似したい!(笑)

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