BEYOOOOONDSの前田こころ、小林萌花、平井美葉が語る、グループの「成長実感」

ハロプロの先輩たち

―想いを共有できる仲間がたくさんいるというのは大きいですね。

前田 会えない期間もメンバー同士で連絡を取り合うことが多くて、ポジティブでいることがお互いに感じられたので、メンバーがいたことは一番大きかったし支えになりました。

―小林さんと平井さんも大きく頷いてますね。

小林 正に、ですね。

―BEYOOOOONDSとしての活動が思うようにできなかった反面、冬と夏のハロコン以外にも「~The Ballad~」や「花鳥風月」といったコンセプチュアルなコンサートで先輩方のパフォーマンスに触れる機会が多かったと思います。その中で、どの先輩のどんな姿に感動したり影響を受けたりしましたか?

前田 「花鳥風月」のツアーでは4チームに分かれてコンサートを行って、私はチーム風で平井美葉ちゃんと一緒だったんですけど、チームリーダー的存在だった石田亜佑美さんは後輩に対していろいろと気遣ってくださったり、カッコいい背中を見せてくださって、「付いていきたい!」って気持ちにさせてくれる先輩でとても尊敬しています。

小林 私も「花鳥風月」ではたくさん学ばせていただいていて、先輩の姿を見ていて特に考え直さなきゃなと思ったのが、パフォーマンスをする前の楽屋にいる時間の過ごし方でした。楽屋って普段はグループごとに別れているので、BEYOOOOONDS以外の方々が楽屋でどうやって準備を整えてステージに臨んでいるのか知らなかったし、普通に活動をしていたらほとんど知ることがなかったと思うんですけど、「花鳥風月」でいろんなグループのメンバーさんとずっと一緒の楽屋で過ごしていたことで「歌が上手い先輩はこういうことをしてるからリハーサルでも本番でも完璧に歌えるんだ!」と思ったし、ダンスが上手い先輩はしっかり柔軟をしてたり、そういうことからたくさん学びました。

平井 「~The Ballad~」と「花鳥風月」では先輩方が後輩に対してすごく褒めてくださるのを感じました。BEYOOOOONDSではメンバー同士で褒めちぎることが多いんですけど(笑)、このときはそれまであまり交流してなかった先輩方もわざわざ近くに来てくださって、「ここがよかった」とかアドバイスをくださったんです。それって簡単にできるようでなかなか難しいことで、同じグループで活動してない分、少し緊張したりすると思うんです。これまでもハロー全体のコンサートで先輩方からいろいろと教えていただくことはあったんですけど、この期間ではそれがより顕著に感じられたので、私が先輩方を褒めるのは違いますけど、これからは活動歴とか年齢とか関係なく自分も接していきたいなと感じました。

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