BEYOOOOONDSの前田こころ、小林萌花、平井美葉が語る、グループの「成長実感」

「BEYOOOOONDS全体としてもひとつ大人になった感じがした」(小林)

―前田さんが成長を感じたのはどんなところですか?

前田 私も歌かなと思います。最近コンサートが中止になったりして、お家にいる時間がまた増えたので毎日のようにおうちで歌ってて。その中で1年前に歌ってた曲を改めて歌ってみたら声の出し方が変わったり、前は出なかったキーが出るようになったことに気がついて感動しました。歌はまだまだなんですけど、みんなに追いつけるようにこれからももっと頑張りたいなと思いました。

―家での練習でそこまで伸ばせたのはすごいですね。

前田 うれしかったです。

―どれぐらい練習しているんですか?

前田 昨日も一日の間にいろんなことをやろうと思ってたんですけど、結局歌ってしかいなかったです。

―あはは!

前田 「あれ? 一日終わっちゃうじゃん……」って(笑)。

―練習ではあるけど、それ以上に「歌いたい」という気持ちが強かった。

前田 そうですね。「あ、ここ出るようになってる!」って思ったらいろんな曲に挑戦したくなっちゃって。今後、BEYOOOOONDSの曲だけじゃなくて、ほかの先輩方の楽曲をカバーする機会もあると思うので、そういうところでまた違った表現を見せられたなと思います。

―「ソロフェス2」での「好きな先輩」もすごく印象的でした。

前田 ありがとうございます! 恥ずかしい……(笑)。

―前田さんはデビューシングル「眼鏡の男の子」で演じたこころくんのキャラに甘えてないなと思いました。BEYOOOOONDSの中で最初に印象的なキャラクターがついたメンバーは前田さんだったと思うんです。

前田 最初に「眼鏡の男の子」をやらせてもらえたことは自分の中ですごく大きくて。それまで自分にはキャラクターというものがないと思っていたし、こころくんというキャラクターをいただけたことで今の自分があると思うのでこれからも男の子の役やこころくんの存在は大切にしていきたいんですけど、キャラクターの引き出しは多ければ多いほどいいと思うし、お芝居をやるときに役立つようにいろんなことに挑戦していきたいなと思ってます。



―では、小林さんはどうでしょうか?

小林 私は歌もダンスもどちらにも力を入れたし、伸ばせたと感じています。この1年はいつもとは違うハロー!プロジェクトでの活動が長い期間あって、「~The Ballad~」は歌にフォーカスしたコンサートで、「花鳥風月」では8割方ステージに出てほかのグループさんの曲をカバーさせていただくというコンサートで、いつも自分が踊ってるBEYOOOOONDSの曲とは異なるカッコいい曲やかわいい曲をパフォーマンスさせていただいたので、それぞれのコンサートにフォーカスしてしっかり研究をしたんです。それで、「~The Ballad~」では歌を頑張ったし、「花鳥風月」ではダンスを頑張って、それを終えて戻ってきた今、どちらも成長できたと思っています。グループとしても同じことが言えると思っていて、今やってるハロー!プロジェクトコンサートではユニットコーナーでBEYOOOOONDSのみんなと踊っているんですけど、リハーサルの様子を舞台袖から観てたら、BEYOOOOONDSのメンバーがみんな先輩に見えて。

前田 わかる(笑)。

小林 「あれ? なんかすごくカッコよくパフォーマンスしてる人がいる!」と思ったら、「……BEYOOOOONDSじゃん!」みたいな。2年前の「新人グループです!」って感じではなくて、ひとりのアーティストとしてそこに立っていて、自分自身もそうですけど、BEYOOOOONDS全体としてもひとつ大人になった感じがしてうれしかったです。

―再び12人で集まったときに「あ、違うな」っていうのはありましたか?

全員 はい。

前田 久しぶりに会うとやっぱり大人っぽくなってたりパフォーマンスの仕方も変わってたりするし、ほんの数週間でも顔の表情が全然変わってくるので、「みんな、すごいな! 自分もがんばらないとな」って思いますね。

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