edhiii boiが語る、ラップとの出会い、SKY-HIの導き、音楽への愛情

edhiii boi(©BMSG)

SKY-HIが主宰する「BMSG」より今年1月にデビューしたラッパー/アーティスト、edhiii boi。1月以降、新曲を毎月配信リリースし、4月20日には「NO – remix- feat. TAIKI」を発表した。

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edhiii boiは、BE:FIRSTを生んだオーディション「THE FIRST」に参加し3次審査まで進んだ後、SKY-HIに送ったオリジナル曲のデモテープがきっかけで、アーティストデビューの切符を掴んだ人物。現在15歳の彼は、SKY-HIはじめBMSG所属のラッパーたちが驚くラップスキルとクリエイション力をすでに備えており、音を全身で表現するパフォーマンスもかっこいい。「ヒップホップ」や「ラップ」と呼ばれるジャンルの中のあらゆる要素や手法、またはヒップホップから派生したジャンルの要素などもインプットし、自由な発想でアウトプットしている柔軟さが伺える。そのフレッシュなマインドから、グローバルなヒップホップカルチャーの最前線に連なる新しいものを、ここ日本から生み出す可能性を感じさせる。曲ごとに声の表情が違うのも彼の魅力であり、日記のような等身大のリリックも幅広いリスナーに愛される所以だろう。

SKY-HIらを魅了するedhiii boiのスキルや発想、そして音楽への愛情は、どのように育まれたものなのか――それらを探るべく、インタビューを敢行した。



―今回が、初インタビューですか?

edhiii boi:そうですね、edhiii boiとして人生初ですね。

―やっぱりまず聞きたいのは、その技術をどうやって身につけてきたんですか、というところで。

edhiii boi:小学校高学年くらいのときから、地元のラッパーのスタジオに出入りすることが多くなって、大人の人たちが曲を作っているのを見るのが学校帰りのちょっとした楽しみになっていました。ずっといたら「入ってみる?」って教えてもらうことがあったりして。「じゃあ曲を作ってみる?」って言ってもらったことがきっかけで――まあ、そのときはほぼほぼ書いてもらったんですけど――録ったときに「すっごく楽しいな」と思って。普通に歌っただけだったんですけど、オートチューン(音声・音程を変えるエフェクト)がかかったものを聴いたときに「自分の声が面白くなってる!」ということが第一に思ったことでした。そこからさらに通うようになったんですけど、5年生の夏休みの自由研究で「曲を作ったら面白いんじゃない?」って言ってくれて、夏休みの曲を作ったんです。「夏暑いよね」「夏祭り行くよね」みたいなラップの歌詞で(笑)。それを一枚のCDに焼いてもらって学校に提出したのがきっかけで、ラップにのめり込んでいっちゃいました。

―そもそも、小学生でラッパーのスタジオに出入りするようになったということが稀な人生経験だと思うのですが、それはどういうきっかけだったんですか?

edhiii boi:BIGBANGがきっかけでK-POPが大好きになって、小学校1、2年生の頃にダンススタジオへ行き始めたんです。そこの先生が自分のことをすごく可愛がってくれて、「歌ってみたら?」って言ってくれたのがきっかけでマイクを持つようになって。それも楽しくなっていたら、「近くにいるラッパーを知ってるし、スタジオがあるから遊びに行きなよ」って。しかもたまたま住んでるマンションが一緒だったんですよね。それで行くようになったのが始まりです。その周りの人たちも、今表に出てきている人がいっぱいいますね。

―edhiii boiさんは音を身体で表現するのがすごく上手いと思っていたので、ダンスから始められたというのは納得です。でも、そのスタジオに小学生の頃から通っていたというのはすごい経験ですね。

edhiii boi:すごく楽しかったですね。でも、中学に上がるタイミングで離れた場所へ引っ越すことになって。引っ越した先は知らない人しかいなくて、「音楽できないかな」と思っていたら、お母さんがパソコンを買ってくれて。パソコンにLogic Proを入れて、自分でいじってると、歌う楽しさより作る楽しさが勝ってしまったんです。ボーカルのミックスやマスタリングの作業がすごく楽しいと思うようになってから、YouTubeで、海外のエンジニアが24時間作業を流している動画を何本も見たり、日本人だったら和田貴史さんの動画を全部見たりして、自分でも作れるようになったのかなというふうに思っています。

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