カート・コバーン、「Smells Like Teen Spirit」で弾いたギターが競売へ

2022年4月28日、ロンドンのハードロックカフェで撮影された1969年製Fender Mustangエレクトリックギター(Photo by Rob Pinney/Getty Images)

ニルヴァーナのファンにとって又とない機会になりそうだ。カート・コバーンが最も愛したギターの1本が、今月末にニューヨークで開催されるオークションに出品される。

AP通信によると、このギターは、レイクプラシッドブルーと呼ばれる色の1969年製Fender Competition Mustangで、現在はNFLインディアナポリス・コルツのオーナー、ジム・アーセイ氏が所有するロック記念品コレクションの一部となっており、NFLチームのメンタルヘルス啓発キャンペーン「Kicking The Stigma」のために競売にかけられる予定だという。このオークションは、カートの遺族の全面的な協力のもとに行われると、アーセイ氏は述べている。



このギターは、カートがバンドの大名曲「Smells Like Teen Spirit」のビデオで使用したことで知られている。カートが所有するギターのなかでも特にお気に入りだったと言われており、それゆえにスタジオ以外ではほとんど使わなかったそうだ(1991年9月にシアトルで行われたインストアライブで数曲演奏しており、1991年秋から1993年初頭にかけてのライブで使用されたことが多くのファンサイトによって記録されている)。

Translated by Rolling Stone Japan

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