ザ・クロマニヨンズを撮り続けた写真家・柴田恵理の写真展が開催中、現地レポート

「柴田恵理 写真展 ザ・クロマニヨンズ PHOTO EXHIBITION」

ザ・クロマニヨンズ(Vo.甲本ヒロト、G.真島昌利、B.小林勝、Dr.桐田勝治)の様々な写真を撮り続けてきた写真家・柴田恵理による「柴田恵理 写真展 ザ・クロマニヨンズ PHOTO EXHIBITION」が2022年5月13日(金)~5月30日(月)まで、東京・渋谷PARCO B1F「GALLERY X BY PARCO」にて開催されている。

全国各地でのライブをはじめ、アーティスト写真、オフショットなど、様々なアーティストの写真を撮り続け、その作品がバンドマンや、多くのロックファンから支持を受けている柴田恵理。この写真展は、そんな彼女が2006年〜2021年までの間撮影したザ・クロマニヨンズの軌跡を詰め込んだ展覧会となっている。今回、開催前日の12日(木)にメディア向け内覧会が行われたので足を運んでみた。

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会場に着くと、甲本ヒロトの姿がデカデカと写ったライブフォトに、青地で大きく「ザ・クロマニヨンズ」とガラス面に書かれていて、俄然気分が高揚する。ヒロトがジャンプしている写真なのかな、と思ってよく見ると、ステージの床に寝転がって歌っている写真を縦にしたものだった。



エントランスでは、4人が楽器、マイクを持ちポーズをキメたアーティスト写真がお出迎え。右手を見ると、写真展開催に際しての柴田恵理からのメッセージが序文として綴られているので、まずはその言葉をじっくり噛みしめてから写真を見てみると良いかもしれない。入口付近はモノクロの写真が壁一面に展示されており、バックステージでのメンバーたちの姿を捉えたものも多く、リラックスした表情からは、長年撮影し続けている柴田とバンド間の信頼関係が伺えた。一方で、ライブ中の写真では演奏に集中している緊張感漂う表情や、彼らならではの豪快かつユニークなアクションを捉えた写真が並んでいて、文句なしにカッコイイ。

Rolling Stone Japan 編集部

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