アダルトコンテンツのクリエイターがMeta社員との「枕営業」を暴露 米

Kitty Lixoさん(Courtesy of Kitty Lixo)

米国のセックスワーカーたちに愛用されている18禁のサブスクリプション型ソーシャルメディアプラットフォーム「OnlyFans」。OnlyFansのモデル兼司会者で、アダルト系コンテンツのクリエイターでもあるKitty Lixoさんが、過去にInstagramのアカウントが凍結された際、Meta社員に「枕営業」をしてアカウントを復活させたと語った。

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これは『No Jumper』というPodcastのインタビューで明らかにしたもの。LinkedInでMeta社の従業員にメッセージを送って枕営業し、最終的にそのうちの1人がアカウントを復活してくれたとのこと。

インタビューが拡散して以来Meta社から連絡はなく、今後もないだろうとも語った。「別に何かを暴露したとは思ってないわ」と本人。「厳密にいえば、社外の交友関係を禁じる規則はないもの。私はただ、自分に有利な状況を社交的に作り出しただけよ」



Kittyさんの話では、彼女の手腕に賛成の声を表明する人々は大勢いるが、セックスワーカーの印象を悪くさせたと非難する人もいるそうだ。とはいえインタビューがこれだけ反響を呼んだ理由は、Instagramをはじめとするソーシャルメディアの矛盾したコンテンツ規制や、クリエイターがソーシャルメディアでの収入を頼りにすることの難しさが浮き彫りになったからだと彼女は考えている。

「クリエイターは本当に一生懸命頑張ってる。セックスワーカーだろうと、普通のライフスタイルブロガーだろうと、みんな名前を広めて自分を売り込もうとものすごく努力している。成長してビジネスを続けるには、こうしたプラットフォームが必要なの」と彼女は言う。「プラットフォーム側も、自分たちのプラットフォームで活動するクリエイターが必要でしょ。こういうことが起きると、プラットフォームは自分たちを支えてくれる存在、つまりクリエイターを大事にしなくなるふしがあるわね。結局のところ、今回のことが反響を呼んだのもそれが理由だと思う」。彼女の元恋人たちはまったく怒ることなく、インタビューを「面白がっていた」そうだ。

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from Rolling Stone US

Translated by Akiko Kato

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