鈴木慶一自薦22曲で語るmoonriders、澤部渡や佐藤優介とともに46年の歴史を辿る

moonriders





田家:この曲を選ばれています。関わったお2人もいらっしゃいます。

鈴木:この曲は武川の曲ですけども、最後に登場ですね。この曲は武川らしさ満載なんです。優介くんも澤部くんも参加していますけども。言ってみれば適当なメロディを固定していくと言うかな。適当ではないと思うんだけど。

佐藤:いや、めっちゃ適当でしたよ(笑)。

鈴木:でも2回同じように歌うんでしょ?

佐藤:そうですね。

鈴木:それがすごいね(笑)。適当なものに対するアレンジ追求の楽しさ。適当だからこそですよ。がっちり構築されたものに対してアレンジするには、なかなか入りにくいところもある。そういう曲も入ってますけど、非常に自由度が高い。武川は鎌倉自遊人なんですね(笑)。

田家:『It’s the moooonriders』を聴いた感想の1つに、みんなバンドが楽しいんだろうなと思ったんです。

鈴木:楽しかったです。また生音を使うってことで、ほとんど生ドラムですからね。

田家:そのアルバムにお2人が参加されているんですから。

鈴木:もっと楽しくやろうよって、2人来ていただいているし。

田家:お2人が来られたことでこのアルバムができた、もう1回やろうとなったことは?

鈴木:ありますよ。それはやっぱり長年一緒にやっているメンバーだけだと、ともするとギクシャクする場合もある。若い人、他人が入ってくるとちょっとかっこつけなきゃなって(笑)。

田家:慶一さんが1週目にあと3枚ぐらいアルバムを作りたいとおっしゃられていましたよね。お2人も含めて、今後のmoonridersってことで話を終わりましょうか。

佐藤:早く作りましょう。

澤部:いや、本当に。

鈴木:やりましょうか。

澤部:「マニエラ」と「青空」ぐらいの関係性のものが、今だったら作れそうな気がしますね。

鈴木:気がしますね。じゃあ、来月からやりますか。

澤部:おー楽しみ!

鈴木:まだ言えませんけど、何個かアイデアがあるんです。このメンバーでこれをやったらおもしろいんじゃないかというのがね。

田家:その作品ができたときにまたお話を聞かせてください。

鈴木:ぜひ呼んでいただければ。

田家:これから黄金時代が来ます。

鈴木:夜明けを迎えたばかりだからね。

田家:そう! 老齢ロックの夜明けですからね。

鈴木:そうですよー。

田家:ありがとうございました!


左から田家秀樹、佐藤優介、鈴木慶一、澤部渡

Rolling Stone Japan 編集部

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