小田和正、最新作『early summer 2022』を評論家・小貫信昭と語る

この日のこと / 小田和正

田家:せめてこの歌だけは消えていかないようにというのはこの番組のマインドでもあります。

小貫:あの番組の趣旨ともすごく重なるところがあって、1回目というのが……。

田家:誰もゲストが来なくて、お手紙だけ読んだとき。

小貫:悲惨な状況になりました。でも、この歌がやがてあの番組にいろいろなゲストが来てくれるようになって、まるで未来の脚本のような役割を果たしたんだよなってことを、小田さんもおっしゃっていたと思うんですけども。

田家:作ったときはそんなに番組が長く続くと思ってました?

小貫:普通やらないですよね。企画が完全に否定されたようなものじゃないですか。それを来ないんだったら、俺が歌うって言ってやってみたら大好評だったという。

田家:拍手が入っているのは会場でのお客さんの拍手なんでしょ?

小貫:これは番組のライブレコーディング音源も使いつつ、いろいろと。ライブ音源そのままではないみたいなんですけども。

Rolling Stone Japan 編集部

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