モー娘。森戸知沙希の卒業コンサート、13人のベストなパフォーマンスを凝縮

モーニング娘。'22(©UP-FRONT PROMOTION)

モーニング娘。’22森戸知沙希の卒業コンサートが6月20日(月)に東京・日本武道館で開催され、森戸が同公演をもってグループおよびハロー!プロジェクトを卒業した。ここではオフィシャルレポートをお届けする。

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森戸知沙希は2014年11月にカントリー・ガールズへ新メンバーとして加入し、2017年6月にモーニング娘。との兼任を発表。ハロー!プロジェクトでの合計約 7 年半にわたる活動に一旦幕をおろす。

本公演は今年3月19日よりスタートしていたツアー「Hello! Project 2022 Spring CITY CIRCUIT モーニング娘。’22 CONCERT TOUR ~Never Been Better!~」の千秋楽公演。当日は約9000人を動員のうえメドレー含む全27曲が披露された。会場は新型コロナウイルス感染予防対策がとられ、ライブの模様はCSテレ朝チャンネル1およびスカパー!にて生中継されたほか全国47都道府県の映画館でライブビューイングも実施された。

会場にあふれるクラップと森戸のイメージカラーである白のペンライトの光に迎えられ、白の衣装に身を包んだメンバーがステージへと現れるとライブは森戸がセンターをつとめる楽曲「青春Night 」からスタート。続く鉄板ダンスナンバー「One・Two・Three(updated)」では360度ステージにあわせたフォーメーションで特別感を生み出しつつ、「Teenage Solution」ではクールさも見せる。

MCではライブについて森戸が「卒業発表してから今日までがあっという間で、ついに来たかという感じです。 この 13 人体制でのパフォーマンスを目に焼き付けて貰えるようにしっかり楽しんでいきたいと思います」と語りかける。さらに、6月8日にリリースされたニューシングルより「Chu Chu Chu 僕らの未来」を披露。誘うように囁きかけるイントロから熱量を刻み込むパフォーマンスで会場の視線を集め、さらに5曲を立て続けに届けた。中でも武道館用の特別セットリストで追加された「笑顔YESヌード」は森戸自身がツアー中からパフォーマンスしたいと希望していた楽曲だ。


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中盤では少人数ユニットのブロックも。小田・羽賀・横山・北川による「しょうがない 夢追い人」、譜久村・牧野・岡村による「恋人には絶対に知られたくない真実」、生田・石田・野中・加賀・森戸・山﨑での「愛され過ぎることはないのよ」とそれぞれが存在感を見せた。

そこからセンタースクリーンに森戸のハロー!プロジェクト活動初期からの思い出ショットが映し出され、全員での「I WISH」へ。温かいバラード調のイントロからサビのポップな転調で一気に会場全体が多幸感に包まれる。スクリーンに映るツアー中の楽屋裏ショットや全員でのライブ前の円陣と、ステージ上で歌い踊るメンバー達の姿が重なり、曲終わりには森戸が様々な思いを巡らせたのか嬉し泣きしそうな表情をみせた。後半はメドレー含め、ほぼノンストップで10曲をパフォーマンス。熱量たっぷりに汗を光らせながら圧巻のステージをこなした。


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