Aile The Shotaが語る、ナチュラルに作り続けることの先にある「本質」

Aile The Shota(Photo by Kentaro Kambe)

ジャンルや知名度を問わずゲストやプロデューサーを招いて、ヒップホップのビートやR&Bの歌唱などにJ-POPのエッセンスを加えた楽曲を次々と発表し、唯一無二の動き方でシーンを横断しているアーティスト、Aile The Shota。7月6日にリリースされた2nd EP『IMA』には、SoulflexよりMori ZentaroとMa-Nu、春野、maeshima soshi、KNOTT、illmoreが参加し、4曲ともにグローバルの最先端な感覚を巧みに落とし込んだ新鮮なJ-POPソングとして完成している。

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BE:FIRSTを生んだオーディション『THE FIRST』に参加する前まではアンダーグラウンドシーンにてインディペンデントで活動していたAile The Shotaにとって、デビューからの約半年は夢が叶う瞬間の連続。ただし、夢が現実になる瞬間というのは輝かしさだけが降り注ぐものではない。

『IMA』にこぼれ落ちている彼の心情や感覚を、インタビュアーとしてどうしても見逃すことができなかった。「聞かれたら何でも言おうと思っていたけどめずらしくすごいところまで話した」と取材後に言ってくれたほど素直に吐き出した、Aile The Shotaの今の想いをぜひキャッチしてほしい。

—1st EP『AINNOCENCE』の取材時に次の制作も始めていると話されていましたが、2nd EPはどういうものを作ろうと思ってこの4曲ができたのか、というところから聞かせてもらえますか。

1stのときもそうなんですけど「このプロデューサーの方と曲をやりたい」から始まって、綺麗にまとまった感じがあります。EPのタイトルがシングルと同じ『IMA』になったのは全曲ができあがってからで。1曲ずつ作っていって、最後に並べてみたら、『IMA』というEPになったというのが成り立ちですね。

―このタイトルにしたのは、Aile The Shotaの「今」を表した4曲だから?

そうですね。最初は「EPのタイトルは『IMA』ではないな」という気持ちがあったんですけど、「so so good feat. Ma-Nu」はリアルをそのまんま書いた曲だし、「夢宙」も今の心情だったりして。「常懐」だけ振り返っちゃうからなあ、とは思ったんですけど、今に残る青さを表現して、「過去も含めて今だよ」という説得力をくれたのがこの曲だったので。シングルの「IMA」は現在とちょっと先の未来を意味するものだったので、「常懐」があったからこそ、EPを『IMA』にしてもシングルタイトルの「IMA」と違いが出せるというか、もっと深い意味での『IMA』を表わせるものになるなと思いました。

—1st EPは初作品だからこそありのままで飾らないものを表現したいという想いがあって、リリックもリアルを切り取ることを大事にしていたと思うのですが、そういうマインドが今作でも変わらず続いていた?

そうです。多分僕は今後もその時々の「今」を書き続けると思うので、僕のスタンスの提示にもなっていると思います。なので『AINNOCENCE』と作り方自体はそんなに変わってないですね。

—『IMA』は、『AINNOCENCE』とはまた違う言葉でAile The Shotaのアイデンティティを表したタイトルだと言えそうですね。

そうですね。どっちも僕のアイデンティティになっているかなと思います。

—Shotaさんは1stでも2ndでも、いろんなシーンやジャンルのプロデューサーやゲストを迎えているのが海外アーティストっぽい動きだなと思ったりもして。

たしかに。海外の人もきっと好きなアーティストの方と一緒にやりたいからお誘いする、というスタンスなのかなって思いますね。「友達だから曲やろう」みたいな。客観的に見たら意外なコラボも、当人からしたら普通に友達だったりするのかなって、自分でやっていて思います。どこで誰とつながるかわからない、みたいなことが本当にあるので。

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