森カリオペが語る、クリエイティブの源泉と活動における哲学

森カリオペ

森カリオペは、才能とユーモアに溢れた新世代のスターだ。

VTuber事務所「ホロライブプロダクション」傘下の英語圏グループ「ホロライブEnglish」でVTuberとして活動を始め、YouTubeのチャンネル登録者数は2022年3月時点で200万人を突破。ゲーム実況などを配信する一方で、自身で作詞や作曲といった楽曲制作を行い、英語をベースに日本語を混ぜ込んだ流暢で巧みなラップを操る。2022年3月に発売した1stフルアルバム『UnAlive』がiTunesや音楽配信サイトmoraにてアルバムチャート1位を獲得。リリース楽曲は軒並み高いチャートアクションを記録している。

2022年4月4日には、ユニバーサルミュージック・EMI Recordsより「Mori Calliope」としてメジャーデビューが発表され、2022年7月20日に1st EP『SHINIGAMI NOTE』をリリース、翌21日にはメジャーデビューを記念して自身初のワンマンライブ《Mori Calliope Major Debut Concert「New Underworld Order」》が東京・豊洲PITにて行われた。

【写真】豊洲PITで開催した初ワンマン(全13枚)

ここでは「Rolling Stone Japan vol.19」にて表紙を飾った矢沢永吉と、グローバルで活躍する人気VTuberの森カリオペがW表紙を飾った特別版フリーペーパーに掲載されたMori Calliopeの、音楽制作のバックグラウンドや、活動における哲学について迫ったロングインタビューを抜粋してお届けする。

>>Mori Calliopeのインタビュー英語ver.はこちら

―森カリオペさんがVTuberとして活動をはじめたきっかけや経緯について教えてください。

カリオペ:まず、ホロライブ所属の戌神ころねさんや夏色まつりさんなど、VTuberの切り抜きをたくさん見て、「これは何だろう?」と思っていました。そして冥界のラップシーンの友達もVTuberの仕事をするようになったんです。それがきっかけでVTuberのことをもっと知りたいと思いましたし、興味を持ちました。それから、友人たちがDiscordでホロライブEnglishのオーディション情報を送ってくれたので、応募して、自分の音楽を披露してみたんです。私の音楽とユーモアのセンス、そして人柄を事務所は気に入ってくれたみたいで、念願が叶ってメンバーに採用してもらえました。今はVTuberであることをとても楽しませてもらっています。

―VTuberが所属する事務所は他にもたくさんあると思いますが、ホロライブはCalliopeさんにとってどのような存在ですか?

カリオペ:ホロライブはまるで大家族みたいなんです。人数が多くない分、お互いのことをちゃんと知ることができます。全員が親友というわけではないかもしれませんが、皆お互いのことを理解して支え合っています。一緒に働いて、お互いを気遣って、お互いの夢が実現することを願う同志というか、良い同僚のような素晴らしい関係で、誰とでも気軽に話せます。それぞれが夢を追いかけていて、とても仲がいいんです。ホロライブプロダクションは、VTuberを目指す人たちやホロライブのメンバーに、たくさんの素晴らしい機会を与えてくれる素敵な事務所だと思います。みんなお互いをとても大切に思っているんですよ。

Rolling Stone Japan 編集部

RECOMMENDEDおすすめの記事


RELATED関連する記事

MOST VIEWED人気の記事

Current ISSUE