N0NAMEが語るライブへのこだわり、乗り捨ての車一台で上京してからの5年間

N0NAME

自由な表現を求めて名古屋から東京へ──。まるでマンガのようなストーリーを持つ、唯一無二のダンス&ボーカルグループ・N0NAME。今回のインタビューでは、メンバー5人がどのような経緯で集結し、自分たちが信じる表現を打ち出せるグループを結成するに至ったのか。それぞれどんな個性や魅力を持ったメンバーなのか。これからどんな夢に向かって邁進していこうとしているのか。赤裸々に語ってもらった。「僕らはそもそも友達なんで」と話す5人のドキュメンタリー、ぜひご覧頂きたい。

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-Rolling Stone Japan初登場になりますので、まずメンバーそれぞれどのようなストーリーを経て集ったのか伺わせてください。では、SHOJIさんからお願いします。

SHOJI:19歳か20歳ぐらいのときにとあるオーディションがありまして。それまで僕は特に何をすることもなくのほほんと生活していたんですけど、友達からオーディションの話を聞いて、自分もステージに立ってみたいと思っていたので、受けてみることにしたんです。そしたら合格して、のちにN0NAMEを結成するメンバーたちと出逢ったんですよね。ただ、歌うだけだと思っていたらダンスもやるということで、自分はほとんどダンスの経験がなかったから「出来るのかな?」と思いながらステージに立っていて。今となっては楽しくパフォーマンスできているんですけど、最初は緊張に押し潰されていました。


SHOJI

Toki:押し潰されそうじゃなく、押し潰されちゃったのね(笑)。

SHOJI:押し潰されながらもステージに立っていました(笑)。Tokiがダンスの先生をやっていたので、教えてもらいながら頑張っていましたね。

-そのTokiさんはどんなストーリーを歩んできたんですか?

Toki:僕は高校生のときにダンスを始めて、卒業と共にダンスの先生になりまして。同時にSHOJIが先程話していた事務所にも通いながら、いろいろと活動していたんですけど、N0NAMEの発起人であるATSUYAとHIROSHIに「ダンスできる人と新しいグループを組みたい」と誘われて、それで一緒に活動することになったんです。ただ、SHOJIとは逆パターンで、自分はそれまでダンサーとして生きてきたので、歌やラップはN0NAMEに入ってから初めて挑戦することになって。


Toki

-そもそも何がきっかけでダンサーになろうと思ったんでしょう?

Toki:小学生の頃にダンスの番組を観ていたんですけど、その番組に出ていた人が地元にダンスを教えに来るイベントがあって。それに行って踊ってみたら「めっちゃ才能ある」と言われたから、完全に調子に乗っちゃって「絶対にダンサーになる!」と。で、バイトができる高校生になってから「一緒にダンスやろう」と言ってくれた友達と自分のお金でダンススクールに通うようになって、それがダンサーになったきっかけですね。

Rolling Stone Japan 編集部

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