サラモンドラさんによれば、シャンケラさんは旅行初日の28日(金)、夕食前に母親と電話で話したそうだ。「シェフがついていると教えてくれました」とサラモンドラさん。「これから食事をするところで、タコスとかサラダとかを食べると言っていました。私は『OK、愛してるわ。楽しんでね、また明日話しましょう』と言いました」。だが、サラモンドラさんがシャンケラさんと再び言葉を交わすことはなかった。それから24時間も経たないうちに、25歳の娘はこの世を去った。そして今、母親は娘と同行した人々に真相を求めている。
リゾート地の広報担当者によれば、一行は28日(金)に到着し、土曜日の午後に医療サポートを要請したという。コンシェルジュから連絡を受けた医師がシャンケラさんに蘇生措置を試みたが、息を吹き返すことはなかった。それから15分も経たず、午後3時に死亡が宣告されたとクイーンシティ・ニュースは報じている。だがサラモンドラさんによれば、娘の死から数日、友人たちが語る事情は食い違っていたという。「娘は具合がよくなかったと言っていました」と彼女は振り返る。「脈がなかったという話もありました。同行者の話はどれも違っていました」
ローリングストーン誌は、旅行に関係していたシャンケラさんの家族や友人、ヴィラの代理人にもコンタクトしたが、コメント取材要請に対して関係者からは全く返答が得られなかった。シャンケラさんの友人はサラモンドラさんに、アルコールが死因だと伝えたようだ。だが母親の話では、FBIとメキシコ当局の話とは食い違っているという。
Translated by Akiko Kato