×純文学少女歌劇団が語る、謎を呼ぶミステリー調ミュージカルとライブで描く未来

×純文学少女歌劇団

元ラストアイドルのメンバー7名+東京パフォーマンスドールに役者にモデルと多種多様な経歴を持つ3名から成るグループ、×純文学少女歌劇団(ふじゅんぶんがくしょうじょかげきだん)。考察する者たちが続出しているミステリー調のミュージカルと、松隈ケンタ中心に手掛けるロックナンバーを歌い踊るライブで構成された公演という独自のアプローチで注目を集めている彼女たちにインタビューを敢行した。

グループではそれぞれのキャラクターとして活動しているが、今回は生身のメンバーのまま語ってもらっている。10人それぞれの×純文学少女歌劇団に加入するまでのストーリーや、このグループの表裏それぞれと音楽の魅力、そして、叶えたい夢について語ってもらった1万字インタビュー、ぜひご覧頂きたい。

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ーRolling Stone Japan初登場ということで、まずは皆さんがどのような遍歴を経て×純文学少女歌劇団へ加入するに至ったのか。ひとりずつ教えてもらえますか?

栗捨アガサ/大森莉緒:私は小さい頃からキッズモデルをやっていて、小学校6年生からアイドル活動を始めました。ピンク・ベイビーズという、作曲家・都倉俊一先生プロデュースでピンク・レディーさんの曲を歌い踊り継ぐボーカル&ダンスユニットのメンバーとして活動していたんですけど、4、5年で解散してしまって。そのあとにラストアイドルのオーディション番組に挑戦者として出演させて頂いて、負けてしまったんですが、セカンドユニットのメンバーとして活動することになり、同時にeyesというK-POPとJ-POPを混ざったような曲を歌うグループも兼任することになったんですよね。ただ、eyesは1年半で解散、ラストアイドルは5年で活動終了してしまって。今まで自分から辞めることはなかったんですけど……。


栗捨アガサ/大森莉緒

ー夢半ばで終わってしまうパターンばかりだったんですね。

栗捨アガサ/大森莉緒:それでも自分は芸能活動がいちばん好きだし、私にはこれしかないと思っていて。それで「これからどうしようか?」と思っていたときに、ラストアイドルで舞台に出演させて頂いたことがあって「演技、楽しいな」と感じていたので、×純文学少女歌劇団というミュージカルをやるグループが新しく組まれると知って「ぜひオーディションを受けたい」と。その結果、今に至る感じですね。

Rolling Stone Japan 編集部

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